FAQ


1. 記憶計SK-L200 II シリーズ (2015.4.28更新)
1-1本体仕様について
1-2ソフトウェアについて
2. pH及びSK-610PH供SK-620PH供SK-620PH (2016.9.1更新)
2-1 pHに関して
2-2 測定に関して
2-3 SK-620PH供SK-620PHについて
  ●測定範囲
  ●測定精度とその条件
  ● 本体機能について
  ● pH標準液について
  ● PHP-31センサ(pH電極)について
  ● キャリブレーションについて
  ● 測定方法について
  ● 校正(器差取り)について
  ● オプションについて
  ●特注対応について
  ● 専門用語について
2-4 SK-610PH について
2-5 トラブルシューティング
3. 露点計
3-1 露点
3-2 SK-DPHシリーズ
  ●仕様、機能について
  ●使用方法、点検、メンテナンス
  ●校正
4. SK-5RAD-MR
4-1 本体について
4-2 設定・データについて
4-3 センサについて
4-4 SDメモリーカードについて
5. SK-RHCシリーズ
5-1 SK-RHCシリーズ共通
5-2 SK-RHC-V(電圧出力)
5-3 SK-RHC-I(電流出力)
5-4 SK-RHC-C(RS485出力)

1.記憶計SK-L200 II シリーズ
1-1.本体仕様について
Q1: 温度および湿度のトレーサビリティ証明書付き校正サービスは対応できますか?
A1: 対応可能です。弊社ではユーザーに対して「温度」と「湿度」の標準を供給することも業務の一環として考えております。校正に関するご依頼はお買い上げ店または弊社サービスネットワークにお申し付けください。
Q2: 測定範囲は-10℃〜60℃となっているが、ケースの耐熱・耐寒温度はどれくらいですか?
A2: ケースの耐熱温度は80℃、耐寒温度は-20℃です。
測定範囲外になりますと液晶表示が「Hi」又は「Lo」のエラー表示になります。
ケースの耐熱・耐寒温度によらずご使用の際は-10〜60℃の範囲にてお使いください。
Q3: トラック輸送中の温度管理に記憶計を使用したいがエンジンノイズ、連続した振動について問題がありますか?
A3: 一般的な道路を走行するトラックの振動程度は問題ありません。但し、突発的な大きな衝撃が発生するような振動の場合は、機器の故障につながるおそれがありますのでご注意ください。
Q4: 静電気および電気的なノイズによる記憶計本体への誤動作の対策はどうすればよいでしょうか?
A4: 電気的なノイズ対策は記憶計本体を金属ケースに入れる,本体をアルミホイルで包むなどである程度の対策がとれます。ノイズの程度は周辺環境にて異なりますので、都度、事前検証となります。
Q5: 連続データ記憶を行いたいが、電池寿命はどの程度でしょうか?
A5: 測定モード時は約500時間です。
記憶は各記憶間隔にて8100データが記憶可能(LCD消灯時)です。例えば90分インターバル時であれば、約506日(LCD消灯時)連続記憶が可能です。(但し、常温にて新品のアルカリ乾電池2本使用したときの場合です)
Q6: 記憶インターバルによって電池寿命が変わりますか?
A6: 変わります。記憶間隔が短いほど電池の消耗が激しくなります。
下記データは「常温、常湿雰囲気」「新品アルカリ乾電池2本」「LCD消灯」における弊社計算値です。
実際はご使用される電池メーカー・環境により電池容量が異なりますので、保障値ではありません。
周囲環境及び使用乾電池によって電池寿命は短くなります。長期記憶する場合は、乾電池を全て新品に交換してから記憶を行ってください。
記憶間隔 データフル(1回)に要する時間 記憶データフル (8100データ)回数 延べ動作時間
1秒 2.25 時間 約450回 1014 H
10秒 22.5 時間 約227回 5113 H
1分 135時間(=約5.63日) 約122回 16563 H
10分 約56.25日 約20回 27749 H
60分 約337.5日 約3回 29600 H
Q7: 計測中に液晶不良が発生した場合、データは記憶されていますか?
A7: データ記憶には問題ありませんが、液晶の不良内容により通信状態を含め動作状態が見えなくなる可能性があります。このような場合、データ収集に手間がかかります。
Q8: 高圧電線(200Vなど)の機械が近くにある場合、データ収集に影響がありますか?
A8: 200Vクラスの電線からはほとんどの場合影響がありません。しかし、ノイズ発生源の環境はそれぞれ異なりますので、できる限りノイズ発生源となると思われる物体からは離した状態でご使用してください。
Q9: 計測中に一時的に記憶計ケースに結露が生じ、その後に復帰した場合、計測データはどうなりますか?
A9: 指示計内部回路部分に結露が起きていなければ正常にデータを記憶します。しかし、保障の限りではありません。
Q10: 通信ケーブル差込口の防塵キャップ紛失、埃の多い場所で計測をした場合、どのような不良が考えられますか?
A10: データ信号線に接触不良を招くおそれがあります。症状としてはパソコンとの通信ができなくなります。
(接続確認時に"正常に接続していません"というメッセージがでます)
Q11: 指示計のデータバックアップについて教えてください。
A11: 乾電池を抜いてもデータは保持されます。本体キーまたはパソコンからデータ消去命令を送ることでデータは消去できます。データを消去する際や、新たに記憶を行う場合は必ず元のデータをダウンロードして保存してください。
Q12: データ記憶を行っていたが、液晶にバーグラフとFマークが点灯して電源が落ちてしまいました。何故でしょうか?
A12: 記憶データが8,100データもしくは設定データ数に達し記憶終了となると、電池消耗を抑えるために本体の電源が落ちます。記憶データを回収したい場合は指示計のPOWERキーを押して本体の電源を入れた後、パソコンと接続してデータダウンロードを行ってください。
Q13: 105℃以上の高温を測定することは可能ですか?
A13: 高温用センサ(SK-LTⅡ-7又はSK-LTⅡ-8)をご用意しております。
こちらを使用頂くことで測定ができます。但し、指示計の使用環境(-10〜60℃,結露がないこと)を守ってください。
なお、SK-LTⅡ-2はケーブルも同環境にある場合は耐熱温度を超えるため使用できません。
Q14: 湿度表示部の「Hi」の意味は?
A14: 湿度の表示範囲(10〜99.9%rh)を超えたときに表示します。
Q15: 指示計のデータを消去してしまった場合、データを復活させる事はできますか?
A15: データを復帰させることはできません。データを消去する際や、新たに記憶を行う場合は必ず元のデータをダウンロードして保存してください。
Q16: 記録中に測定値を見ることはできますか?
A16: CALL/OUTキーを1回押すと、測定値を表示させる事ができます。
なお、記録中に表示をさせますと、乾電池の消耗が早くなり記録が途中で終了する可能性がありますので十分ご注意いただけますようお願いします。
また、記録を継続した状態で途中までのデータを一度ダウンロードすることはできません。データをダウンロードするためには記憶を終了する必要があります。
Q17: 指示計の表示精度を教えてください。
A17: ±(0.1+1digit) ℃です。
Q18: 指示計の周囲温度が変化したときの指示精度を教えてください。
A18: 指示計の使用温度範囲(-10〜60℃)において±0.5℃(分解能0.1℃),±1digit(分解能1℃)となります。
「総合精度(表示値)=センサ精度+指示計精度(周辺温度の影響)」となります。
Q19: データが「Er(エラー)」になると記録(ロギング)が停止するのは何故ですか?
A19: 取得したデータの保護のためです。センサ側にてエラーの場合は指示計側にも負荷がかかります。このため万が一の状態を考え記録を停止してメモリとの通信を切るようにしています。
※「Er」表示する条件としてセンサプローブが指示計から抜けた場合などがあります。
Q20: USB→RS232C変換ケーブルは使用できますか?
A20: 弊社独自形式データの通信を保証することができないため、使用できません。
Q21: USBケーブルの再中継による延長は可能ですか?
A21: 弊社では、付属のUSBケーブル(1.5m)のみ通信保証をしています。
Q22: 通信ケーブルのコネクタ形状は?
A22: パソコン接続側 :Aプラグ 
指示計接続側  :ミニBプラグ
※コネクタはUSB規格に準拠した標準の形状です。
Q23: 指示計に記憶したデータを市販のUSBメモリに記憶させることは可能ですか?
A23: 直接USBメモリにデータをダウンロードすることはできません。本器はパソコンからの命令によってデータ転送を行っているためです。
記憶データは一度パソコン上にダウンロードして保存してください。
Q24: 1台のパソコンで複数台のリアルタイム通信ができますか?
A24: できません。1台のパソコンにつき1度に通信できる本体は1台です。
Q25: 試験成績書にはセンサプローブの精度しか載っていないが、指示計へ接続したときの精度はどのように考えればよいのか?
A25: 指示計とセンサプローブは互換性を有しています。この製品を使用するときの精度は「総合精度」 = 「指示計の表示精度(互換精度含)」 + 「センサプローブ単体の精度」にてひとつの計測器としての精度(総合精度)として扱うことができます。
Q26: 屋外で使用していて、気づいたら指示計が電源OFFになっていた。何故ですか?
A26: 指示計が結露して電気回路がショートして電源が落ちたと思われます。指示計は防水構造ではありませんので、水のかかる環境や、湿気が高く結露するような環境での使用はしないでください。
※(参考) 記憶中にセンサ部が結露した時の動作(エラーデータ取得状態)
(1)L200シリーズ :記憶を継続します。
(2)L200TⅡ :記憶終了し、「Er」表示します。
(3)L200THⅡα :記憶を継続します。
Q27: インキュベータにセンサを設置して使用することはできますか?
A27: 細菌,バクテリア等を培養する状況下での使用はできません。湿度センサの感湿膜が破壊されて正しい測定ができません。
Q28: 指示計を室内環境(常温常湿)でない環境に設置しても問題ありませんか?
(例)低温(5℃)、高温(40℃)、高湿(75%rh)など。
A28: 問題ありません。
但し、本器を結露させないように注意してください。本器を結露させますと故障する可能性があります。なお、過酷な環境でのご使用となりますので定期的なメンテナンスをお勧めします。
Q29: 粉塵が舞う環境で使用できますか?
A29: 製品は防塵仕様ではありません。そのような環境での使用に対し製品保証できません
Q30: 指示計に磁石を付けて壁に固定する場合の磁石の影響は大丈夫ですか?
A30: 指示計本体を固定するほどの強い磁石は本体の動作に悪影響を及ぼす可能性ありますので、使用を避けてください。
Q31: 加圧(減圧)された環境で使用できますか?
A31: 精度保証できません。社内検査で使用している湿度発生装置は約1気圧(=1013hPa)の環境です。約1気圧環境でのみ精度保証させていただいております。
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1-2. 記憶計ソフトウェアについて
Q1: インストールできないのですが?
A1:
(1) インストール中に、別のソフトウェアが動作していませんでしたか

バックグランドで他のソフトウェアが動作していると正しくインストールできません。
他のソフトウェアはすべて終了してください。

(2)

インストール方法は間違っていませんか

次の状態でインストールを終了した場合はインストールを完了していない可能性があります。
ソフトウェアのインストールをやり直してください。

  1. インストール完了前に記憶計をパソコンに接続してしまった。
  2. USBポートへUSBドライバのインストールをしていない(指示計を初めてパソコン接続したときにおこないます。)
インストールをやり直す際は、現在インストールされているソフトウェアを一度アンインスト-ルをしてから、再度インストールをしてください。
なお、指示計をパソコンに初めて接続したときにパソコンのUSBポートに対するUSBドライバのインストールがおこなわれます。接続時のメッセージに従ってインストールをおこなってください。

インストール確認(Windows2000およびXPについて)

①USBドライバのインストール状況を確認・更新する方法
  1. 指示計をパソコンに接続してください。
    「コントロールパネル」-「システム」-「ハードウェア」-「デバイスマネージャー」を開いてください。
  2. 「USB(Universal Serial Bus)コントローラ」の「+」をクリックすると一覧が表示されます。
  3. 「SK-L200 SERIES Composite Device」の表示があることを確認してください。
    「SK-L200 SERIES Composite Device」に "!"マークがある場合は下記の手順でドライバの更新をしてください。
    「SK-L200 SERIES Composite Device」が表示されない場合は「不明なデバイス」としてデバイスマネージャー内に表示している可能性があります。下記の手順でドライバの更新をしてください。
  ※ドライバの更新方法
  1. 「SK-L200 SERIES Composite Device」または「不明なデバイス」にマウスをあわせ右クリックし、「ドライバの更新」をクリックしてください。
  2. 「いいえ、今回は接続しません」を選択して「次へ」進んでください。
  3. 「ソフトウェアを自動的にインストールする」を選択し「次へ」進んでください。
  4. 警告メッセージ「Windowsロゴテストに合格していません」が表示された場合は、「続行」をクリックしてください。
  5. 「インストールが完了しました。」というメッセージが表示されます。「完了」をクリックしてください。
  6. 更新の状態を確認してください。
    「USB(Universal Serial Bus)コントローラ」-「SK-L200 SERIES Composite Device」に"!"の表示がされていなければインストールは完了です。
②USBドライバがUSBポートにインストールされたかを確認する方法
  1. 指示計をパソコンに接続してください。
  2. 「コントロールパネル」-「システム」-「ハードウェア」-「デバイスマネージャー」-「ポート(COMとLPT)」
    「SK-L200 SERIES Serial Port Drivers(WDM)(COMx)」が"!" となっている場合、またはドライバが表示されない場合「不明なデバイス」として表示されている可能性があります。上記のドライバの更新と同様に「SK-L200 SERIES Serial Port Drivers(WDM)(COMx)」のドライバを更新してください。

インストール確認(Windows Vista/7/8/8.1について)

①USBドライバのインストール状況を確認・更新する方法
  1. 指示計をパソコンに接続してください。
    Windows7の場合、「コントロールパネル」-「システムとセキュリティ」からWindows8以降の場合、ディスクトップ画面よりカーソルを右に移動し、「設定」-「コントロールパネル」-「ハードウェアとサウンド」-「デバイスとプリンター」より「デバイスマネージャー」を開いてください。

    ※Windows Vistaでは「コントロールパネル」-「システムとメンテナンス」-「デバイスマネージャー」 となります。

  2. 「ユニバーサルシリアルバスコントローラ」の「→」をクリックすると一覧が表示されます。

  3. 「SK-L200 SERIES Composite Device」の表示があることを確認してください。
    「SK-L200 SERIES Composite Device」に "!"マークがある場合は下記の手順でドライバの更新をしてください。
    「SK-L200 SERIES Composite Device」が表示されない場合は「不明なデバイス」としてデバイスマネージャー内に表示している可能性があります。下記の手順でドライバの更新をしてください。

※ドライバの更新方法

  1. 「SK-L200 SERIES Composite Device」または「不明なデバイス」にマウスをあわせ右クリックし、「ドライバソフトウェアの更新」をクリックしてください。
  2. 「コンピュータを参照してドライバーソフトウェアを検索します」をクリックしてください。
  3. 「参照」をクリックして、記憶計ソフトウェアをインストール時に展開した、「USB」を選択しください。

    通常はデスクトップに展開されます。

  4. 「サブフォルダ―も検索します」にチェックを付けて、「次へ」をクリックしてください。

  5. 「インストールが完了しました。」というメッセージが表示されます。「完了」をクリックしてください。

  6. 更新の状態を確認してください。
    「USB(Universal Serial Bus)コントローラ」-「SK-L200 SERIES Composite Device」に"!" の表示がされていなければインストールは完了です。
②USBドライバがUSBポートにインストールされたかを確認する方法
  1. 指示計をパソコンに接続してください。
  2. 「コントロールパネル」-「システム」-「ハードウェア」-「デバイスマネージャー」-「ポート(COMとLPT)」
    「SK-L200 SERIES Serial Port Drivers(WDM)(COMx)」が"!" となっている場合、またはドライバが表示されない場合「不明なデバイス」として表示されている可能性があります。上記のドライバの更新と同様に「SK-L200 SERIES Serial Port Drivers(WDM)(COMx)」のドライバを更新してください。

(3)

インスト-ル途中の"警告メッセージ"でインスト-ルを中止しませんでしたか
インストールが完了できていませんので、再度インスト-ルをおこなってください。なお、"警告メッセージ"は動作に問題がないことを確認していますので「継続」をクリックしてインストールを継続してください。

(4)

「Path or file not found」とメッセージがでませんでしたか
Windows2000で「標準ユーザー」または「制限ユーザー」でインストールした場合に表示されます。インストールは「Administrator」モードにしてください。


「Administrator」モードは外部からのセキュリティに関わりますのでパソコンのネットワークを管理している方に事前に確認されることをお勧めいたします。変更方法はパソコンのヘルプや取扱説明書をご確認ください。

(5)

パソコンのOSはあっていますか

Ver5.11Jの対象OSは「WindowsXP(32biti版),Windows2000(SP4以降)」です。
Ver5.2Jの対象OSは「Windows Vista(32bit版)」です。
Ver6.2Jの対象OSは「Windows 7/8/8.1 (32bit および 64bit版)」です。

Q2: 「記憶計ソフトウェア」をバージョンアップしたいのですが?。
A2: ホームページから最新版のソフトウェアが無償でダウンロードできます。
お使いのパソコンのOSにあったバージョンをご使用ください。
なお、バージョンアップをおこなう場合は古いバージョンをアンインストールしてから、最新版のインストールをおこなってください。
※ダウンロードはこちらから
Q3: Windows3.1,MS-DOS,Windows95/98/NT/Me用ソフトウェアはありますか?
A3: 共にご用意しておりません。
Q4: "正常に接続していません"とメッセージがでるのですが?
A4:
(1) 記憶計の電源がOFFになっていませんか

パソコンとの接続確認をする際は、本体の電源をON(表示点灯)にしてください。

(2)

解析ソフトウェアVerとパソコンのOSはあっていますか

Ver5.11Jの対象OSは「WindowsXP(32bit版),Windows2000(SP4以降)」です。
Ver5.2Jの対象OSは「Windows Vista(32bit版)」です。
Ver6.2Jの対象OSは「Windows 7/8/8.1 (32bit および 64bit版)」です。

古いバージョンをご使用の場合は、ご使用されているOSに合わせて最新バージョンへのバージョンアップをしてください。
ソフトウェアのバージョンアップについては(Q2)を参照ください。

(3)

ソフトウェアが2種類(Ver)インストールされていませんか

古いソフトウェアをアンインストールしてください。

(4)

USB-RS232C変換ケーブルを使用していませんか

変換ケーブルは使用できません。

(5)

USBケーブルは正しく接続されていますか

USBコネクタの差し込み具合を確認してください。

(6)

解析ソフトウェアの「シリアルポート設定(COM番号)」を設定しましたか

解析ソフトウェアの「シリアルポート設定」と「接続したパソコンのポート番号」があっていないと通信ができません。接続したポート番号を確認し、ソフトウェアに設定してください。

接続ポート番号を確認する方法
  (1) 記憶計をパソコンに接続した状態で以下の「ポート(COMとLPT)」を開いてください。
    Windows2000(SP4以降)/XPの場合
      「コントロールパネル」-「システム」-「ハードウェア」-「デバイスマネージャー」-「ポート(COMとLPT)」
    Windows Vistaの場合
      「コントロールパネル」‐「システムとメンテナンス」‐「デバイスマネージャー」‐「ポート(COMとLPT)」
    Windows 7の場合
      「コントロールパネル」‐「システムとセキュリティ」‐「デバイスマネージャー」‐「ポート(COMとLPT)」
    Windows 8/8.1の場合
      「コントロールパネル」-「ハードウェアとサウンド」-「デバイスとプリンター」より「デバイスマネージャー」‐「ポート(COMとLPT)」
  (2) 以下の項目でポート番号を確認してください。
    「SK-L200 SERIES Serial Port Drivers(WDM)(COMx)」の"COMx"がポート番号となります。
解析ソフトウェアの「シリアルポート設定」に設定してください。
  記憶計を接続した状態で"!"となっている場合はドライバを更新してください。USBドライバの更新方法は確認方法については(A1−(2))を参照ください。
(7) ソフトウェアのインストールは正常に完了しましたか

インストールが完了していない場合はインストールを完了させてください。インストール状況の確認方法については(A1-(2))を参照ください。

(8) パソコンの設定により制限されている可能性があります。

設定についてはパソコンの取扱説明書またはパソコンメーカーへお問い合わせください。

  1. 省電力機能が働いてポートを使用しない設定されている
  2. 他機能(モデム)などに使用するなどしてポートが使用できない状態になっている

ご使用のパソコン以外にパソコンがある場合は、他パソコンでのご使用をおためし願います。また、本体を複数台所有されている場合は特定の本体のみの現象かどうか本体を入れ替えて通信を確認してください。

Q5: ディスプレイから画面がはみ出すのですが?
A5: ディスプレイのDPI設定を下げてください。
「スタート」-「コントロールパネル」-「画面」-「設定」-「詳細設定」-「全般」
それでも解決しない場合はWindowsのフォントサイズを現行設定より小さくしてください。
「スタート」-「コントロールパネル」-「画面」-「デザイン」-「フォントサイズ」
Q6: 同時に何台分のデータを読み込めますか?
A6: 最大10台までの記憶データを読み込むことができます(Ver.5.11J以降)。また、4台分の記憶データを重ね合わせてグラフ表示することができます。
Q7: 余分なデータは削除できますか?
A7: ソフトウェアの解析機能の強化により、範囲を指定してデータ解析、保存、印刷をすることができます。
Q8: 旧バージョンのソフトウェアで作成したファイルとデータ互換はありますか?
A8: あります。旧バージョンで保存したデータを最新版ソフトウェアで開くことができます。但し、最新版ソフトウェアで保存したデータを旧バージョンのソフトウェアで見ることはできません。
Q9: CSV形式とは?
A9: 市販の表計算ソフトで読み込み可能なデータ形式です。(例:EXCELなど) 日時設定しないで記憶されたデータはCSV形式でしか保存ができません。
Q10: グラフがときどき途切れるのですが?
A10: パソコンの処理が間に合わない場合に起こります。データ保存時は、正常なデータ保存を第一に考えますので、グラフが途切れる可能性が高くなりますが、保存データには全く問題がありません。決められた間隔で保存が行われます。
Q11: 記憶データをサーバー上で見たいが対応ソフトはありますか?
A11: ご用意しておりません。
Q12: ソフトウェアが起動しないのですが?
A12: 「スタート」-「全てのプログラム」-「SKアプリケーション」からクリックしても起動しない場合は、ソフトウェアのショートカットのリンクが切れている可能性があります。
インストール時のアカウントが「Administrator」でログインしていないなどが考えられます。
プログラムファイルからソフトウェアの実行ファイルのショートカットをデスクトップに置くことで解決できます。
但し、安定した動作をさせるためにはアンインストールをおこなった上で再度インストールをやり直すことをお勧めします。「Administrator」への変更方法はパソコンのヘルプや取扱説明書をご確認ください。
Q13: 「プログラム」に「SK-SATOアプリケーション」がないのですが?
A13: ソフトウェアが正常にインストールされていません。再度、ソフトウェアのインストールをしてください。
Q14: 本体を接続したときにUSBポートの自動認識はできませんか?
A14: 自動認識はできません。接続したUSBポートを変更された場合は、ソフトウェア上の「シリアルポート設定」も変更してください。
Q15: インストールの時に「そのフォルダは無効です。フォルダがあり,書き込めることを確認してください」とメッセージがでますが?
A15: パソコンのスペックが不足しています。ソフトウェア仕様を満たすパソコンでご使用ください。
Q16: 「新しいハードウェアを検出できません」とメッセージがでますが?
A16: USBドライバのコピーとインスト-ルが完了していません。USBドライバを含むソフトウェアのインストールを完了してください。
※インストール状況の確認方法については(A1-(2))を参照ください。
Q17: 「クリップボードへグラフの貼り付け」でEXCELに貼付ができないのですが?
A17: ソフトウェアはWindowsのクリップボードに対応していますが、Office製品(Word,EXCELなど)のクリップボードには対応していません。(「画面の貼付」はできますが、「グラフの貼付」はできません
次の操作にてOffice製品にも貼付をすることができます。「Ctrl+C(コピー)」→「Ctrl+V(貼付)」
Q18: 予約設定をしてもデータが記憶されないのですが?
A18: 予約スタート待機中に電池電圧が規定値より減少(LoBAT)したため記憶を停止した可能性があります。
記憶されるときは2本とも新しい乾電池の使用をお願いします。

乾電池の残電圧を確認してください。但し、リチウム乾電池は負荷が無くなると電圧が回復し、電池残量があるかのように見える場合がありますのでご注意ください。

Q19: 「日時設定がされていないため、CSV形式で保存します」とメッセージがでます。
A19: 本体に日時設定がされていない状態でデータを記憶すると発生します。(SK-L200TおよびSK-L200THのみ)
電池交換時など乾電池を抜いたときには日時設定が消えますので、記憶開始時に日時設定の確認をしてください

ソフトウェアでは記憶データの品質及び信頼性を守るために、データ改ざん機能を持たせておりません。ソフトウェアでは日時がわからないデータは信頼性がないものとしてCSV形式でのみ保存を許可するように設定しています。

CSV形式データとは市販の表計算ソフトで読み込み可能なデータ形式です(例:EXCELなど)
Q20: 記憶方式を変更できないのですが?
A20: 指示計に記憶データがある場合(表示下側にバーがある場合)は、記憶方式の変更ができません。記憶データを消去してから変更作業を行ってください。
なお、一度消去した記憶データは復帰できませんので必ずデータをダウンロードして保存してください。
Q21: 記憶データがダウンロードできません。
A21:
(1) 解析ソフトウェアと指示計の通信はできていますか

ソフトウェアの「接続確認」で「正常に接続していません」とメッセージがでませんか。メッセージがでる場合はインストールが失敗している,もしくはソフトウェア上のシリアルポート設定がされていない可能性があります。
(A1)(A4)の内容をご確認ください。

(2)

「ダウンロードに失敗しました(チェックサムエラー)」とメッセージがでませんでしたか

このエラーは、記憶データに異常データ(データ欠損など)が含まれている時におこります。下記についてお確かめください。

  1. ソフトウェアは最新版ですか?
    古いバージョンをご使用の場合は、ご使用されているOSに合わせて最新版ソフトウェアにアップしてください。
  2. ダウンロード中に他のソフトウェアが動作していませんか?
    他のソフトウェアが動作している場合、それらを一度終了させて再度ダウンロードをお試しください。
  3. パワーマネージメント機能が働いていませんか?
    この機能が動作時は、ダウンロードの処理が中断されデータ欠けを起こします。

(3)

「リアルタイム転送中です・・・」とメッセージがでませんか

下記についてお確かめください。

  1. 指示計に「OUT」表示がでていませんか
    指示計の「CALL/OUTキー」を押して表示を消してください。
  2. ソフトウェアは最新版ですか
    古いバージョンをご使用の場合は、ご使用されているOSに合わせて最新版ソフトウェアにアップしてください。

(4)

「データの照合に失敗しました」とメッセージがでませんでしたか

このエラーは、記憶データに異常データ(データ欠損など)が含まれている時におこります。下記についてお確かめください。

  1. ソフトウェアは最新版ですか?
    古いバージョンをご使用の場合は、ご使用されているOSに合わせて最新版ソフトウェアにアップしてください。
  2. ダウンロード中に他のソフトウェアが動作していませんか
    他のソフトウェアが動作している場合、それらを一度終了させて再度ダウンロードをお試しください。
  3. パワーマネージメント機能が働いていませんか
    この機能が動作時は、ダウンロードの処理が中断されデータ欠けを起こします。
Q22: グラフ編集でX軸とY軸を切り良く表示したいのですが?
A22: グラフ軸設定はソフトウェアにて自動調整をおこなっております。申し訳ございませんが細かな調整をすることはできません。
Q23: 3データのグラフのY軸を統一できませんか?
A23: ソフトウェアの設定で自動的に調整されるため、統一することができません。
グラフをさらにカスタマイズ(調整,設定)したい場合は、CSV形式で保存し市販ソフトウェア(EXCELなど)でグラフを作成することをお勧めいたします。
Q24: 2つのデータを繋げて表示することはできますか?
A24: ソフトウェアの「重ね合わせ」機能にて2つのデータを同時に表示することができます。
Q25: 「本体情報」や「記憶データ情報」で画面が黒くなっていて見ることができないのですが?
A25: ソフトウェアの画面の設定を変更してください。
「画面のプロパティ」-「デザイン」-「配色」で配色を"シルバー"に設定すると発生します。別の色に設定してください。
Q26: ソフトウェアの「警報設定」でパソコンから警報出力を出すことはできますか?
A26: 警報出力として下記2種類でお知らせします。
(1)表示による出力
 画面下の温度(湿度)が赤く点灯します。
(2)音による出力
 音声ファイルを指定することにより音で知らせることができます。
Q27: 記憶の終了条件「異常パルス検出」とは何ですか?
A27: 温度または湿度データが"Er"となった場合に記憶が停止します。
(1)センサ部が指示計より外れた場合
(2)センサが断線またはショート(結露など)した場合
(3)ケーブルに異常(断線)が生じた場合
※(2)(3)については機種により動作が変わります。
Q28: 「記憶間隔15分」に設定したのにダウンロードしたデータは「記憶間隔1秒」となっていますが?
A28: ソフトウェアVer5.0を使用すると発生します。ご使用されているOSに合わせて最新版ソフトウェアでのご使用をお願い致します。
最新版のソフトウェアのダウンロードについては(Q2)を参照してください。
Q29: 計測データはそれぞれ日時データを持っていますか?
A29: それぞれのデータで日時データを持っていません。弊社独自の形式となっています。
Q30: 自前のプログラムでダウンロードおよびリアルタイム計測をすることは可能ですか?
A30: 可能です。インターフェースは付属のUSBドライバを使用してください。
自作されたソフトウェアをご使用される場合、一切の動作保証及びサポートの対象外とさせて頂きます。
Q31: ビジュアルベーシック(VB)から記憶計のデータを見ることはできますか?
A31: 見ることができます。
弊社ではソフトウェアの取り扱いについて誓約(誓約書へ署名いただく必要があります)していただける場合のみ、通信コマンドを公開しております。
お客様自身で作成したプログラムで記憶計を操作することができます。但し、自作されたソフトウェアをご使用される場合、一切の動作保証及び問い合わせ等のサポート対象外とさせて頂きます。
Q32: データ印刷で数値が重なっていますが?
A32: パソコンの日時設定を「am/pm表示」にしていると発生します。日時設定をご確認ください。
Q33: CSV形式で日付がおかしいのですが?
A33: パソコンの日時設定を確認してください。
設定が"和暦"になっているとデータが2005年のときに2017年になるなど、異なることがあります。
Q34: 予約スタート設定とダウンロードデータの記憶開始日時が異なってしまいますが?
A34: エンドレスモードをご使用ではありませんか。エンドレスモードはダウンロード時の終了日時入力をおこないます。入力を間違うと時間が異なりますのでご注意ください。
Q35: 「記憶計 for Windows」は米国FDAのPart11に対応していますか?
A35: 対応しておりません。
画面上では改ざんできません。セーブデータはバイナリ形式ですので、簡単には分かりませんがデータを変更することは可能です。完全にデータ改ざんができない仕組みとしての保証はできません。
Q36: 記憶データを1年分まとめて解析したいのですが、データを1年分に合成する方法はありますか?
A36: 合成することはできません。但し、CSV形式にてデータ保存し市販ソフト(EXCELなど)でデータ合成することが可能です。
Q37: リアルタイム通信で測定したデータを確認しながら記憶することは可能ですか?
A37: ソフトウェアではデータをパソコンに保存しながらリアルタイム計測をすることができます。但し、8100データ記録すると自動的に記録を終了しますのでご注意ください。
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2. pH及びSK-610PH供SK-620PH供SK-620PH
2-1. pHに関して
Q1-1: pHとは何ですか?
A1-1: 水溶液の性質を示す指標です。pH0〜7未満は酸性、pH7は中性、pH7〜14はアルカリ性を示します。
また、pHは水素イオン濃度により決まります。
Q1-2: pHはどのように読むのでしょうか?
A1-2: JISではピーエッチと規定されています。しかし一般的にはペーハーと呼ばれます。ピーエッチ、ペーハーどちらの読み方も使われています。
Power of Hydrogenの略です。
Q1-3: pHに関するJISは何ですか?
A1-3: JIS Z8802「pH測定方法」があります。ガラス電極を用いたpH計で0〜95℃の水溶液を測定する方法を規定しています。
Q1-4: pHという単位は何ですか?
A1-4: 温度を表す単位が「℃」、湿度を表す単位が「%rh」であるように水溶液の性質を表す単位が「pH」です。
水溶液の性質を知るためにはpHの他に「溶存酸素(DO)」「塩素イオン濃度」など数多くあります。pHは水溶液の性質を表したひとつの指標です。
Q1-5: pH測定とは化学現象として何を測定しているのですか?
A1-5: 水素イオン濃度を測定しています。
Q1-6: pHの定義を知りたいのですが・・・?
A1-6: pHの定義は
「水溶液の酸性、アルカリ性の性質は水溶液中の水素イオン活量の逆数の対数」と定義されています。希釈溶液の場合、水素イオン濃度がイオン活量とほぼ一致することから水素イオン濃度を測定して、水素イオン濃度指数(すなわちpH)としてあらわすことになりました。
Q1-7: 酸性、中性、アルカリ性とは何ですか?
A1-7: 水溶液の酸性、アルカリ性は水素イオンの濃度で決まります。水の場合、H2Oという非常に安定した構造をしていますが、ごく一部に水素イオンH+と水酸化合物イオンOH-というイオンの形で存在しているものがあります。この水素イオンと水酸化合物イオンのバランスがとれているときに中性、水素イオンが多い場合に酸性、水酸化合物イオンが多い場合にアルカリ性となります。
Q1-8: どのような温度でもpH7は中性ですか?
A1-8: 温度によって水溶液の中性のpH値が変化します。pH7が「中性」であるということは温度条件が温度24〜25℃のときに水素イオンと水酸化合物イオンのバランスがとれていることを言っています。温度0℃のときはpH7.47が中性になります。

●温度と中性pHの関係
温度(℃) pH 温度(℃) pH
0 7.47 30 6.91
10 7.27 40 6.76
20 7.08 50 6.63
24 7.00 60 6.51
Q1-9: pH4とpH8では水素イオン濃度が2倍ちがうのですか?
A1-9: いいえちがいます。pHは常用対数(log)表示です。
pH4とpH8は水素イオン濃度が10000倍異なります。
水素イオン濃度はpH4の方が10000倍高くなっています。
Q1-10: いろいろな溶液のpH値を知りたいのですが?
A1-10: 水溶液のpH値は、溶液の「状態」「濃度」「温度」など様々な要因で変化します。
一概に数値でお答えすることはできません。


【参考】
品 名 pH 品 名 pH 品 名 pH
胃液 1.5〜2.0 日本茶 4.5〜6.0 血液 7.42
レモン 2.5 ビール 4.5 7.2
コーラ 2.8 牛乳 6.2〜6.6 尿 4.8〜8.0
食酢 3.0 コーヒー 5.0〜6.5 家庭用漂白剤 12.5
アルカリ飲料 3.0〜4.0 7.0〜8.0 日本の土壌 4.2〜5.5
Q1-11: 測定した溶液を水で10倍に薄めた場合、水素イオン濃度(pH)は10倍に希釈されているので計算(割る(÷)10)で求まりますか?
A1-11: 単純な計算では求めることはできません。
【pH】と水素イオン濃度【H+】は下式の関係をもっています。
pH=-log[H+] → [H+]=10-pH

グラフで表すと下記のようになります。

水素イオン濃度が10-6から10-7になったとき(=10倍に薄まったとき)にpHはpH6からpH7になります(=濃度が10倍になるとpHは1変わる)
このように"÷10"で計算することは正しくありません。また、単純に薄めた溶液を測定してそこから逆に計算によって求めることも正しくありません。水の電離などがあるため変化を単純計算で求めることはできません。

【参考】
1×10-3mol/リットルの塩酸(pH3)を105倍に薄めた場合
単純計算では1×10-8mol/リットル(=pH8)となります。しかしこれではアルカリ性質の塩酸となってしまいます(塩酸は"酸"です)
これは水が電離している変化を考慮していないためです。
"酸"を水で薄めるとpH7(中性)に近づきますがpH7より大きくなることはありません。

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2-2. 測定に関して
●測定範囲
Q2-1: 塩水(ナトリウム・カリウム・マグネシウム・カルシウム等含まれる)の測定はできますか?
A2-1: 測定できます。
ただし、塩基性の溶液を測定した場合はセンサの劣化は早くなります。また、結晶化により液絡部が詰まりやすくなります。よって測定後のセンサの洗浄など日常のメンテナンスを十分に行ってください。
Q2-2: 海水の測定はできますか?
A2-2: 測定できます。
但し、「海水」のように塩分・ゴミ・浮遊物・微生物などを含むサンプルは液絡部が詰まりやすくなります。センサの劣化が早くなるとお考えください。
Q2-3: 「純水」を連続測定していたら、指示値が変化してきました。何故ですか?
A2-3: 溶液に空気中の二酸化炭素(CO2)が溶け込み、指示変化(酸性)したためと考えられます。
また、一方で液絡部からのKCL溶液の溶出によっても指示変化(アルカリ性)します。
例えばイオン交換水などの、水以外のイオンが極端に少ない溶液などは、他の物質の影響を大きく受けて指示変動をします。
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2-3. SK-620PH供SK-620PHについて
●測定範囲
Q3-1: SK-620PH供SK-620PH本体の測定範囲(pH)は?
A3-1: 本体測定範囲は0.00〜14.00です。(PHP-31センサ使用時)
Q3-2: pHに0.00未満及び14.01以上は存在するのですか?
A3-2: pHは水素イオン活量の逆数の対数であり、pH-1やpH15が定義上存在します。しかし、SK-620PH供SK-620PHにおけるpH測定としては不可能です。
Q3-3: PHP-31センサの測定範囲(pH)はどれくらいですか?
A3-3: pH0.00〜pH14.00です。測定範囲にて測定精度が異なります。(Q4-1参照)
Q3-4: SK-620PH供SK-620PH本体の温度測定範囲は?
A3-4: 0〜50℃です。測定範囲外でも温度表示することができますが、弊社がご用意するセンサプローブPHP-31の使用温度範囲外となりますので、測定溶液の温度が0℃未満、50℃を超える場合は使用しないでください。
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●測定精度とその条件
Q4-1: SK-620PH供SK-620PHのpH測定精度を教えてください。
A4-1: ±(0.3+1digit)pH (0〜2pH)  
±(0.1+1digit)pH (2〜12pH)
±(0.4+1digit)pH (12〜14pH)        (PHP-31センサ使用時)
Q4-2: 本体周囲環境条件を教えてください。
A4-2: SK-620PH供SK-620PH本体周囲温度は0〜50℃となります。また本体周囲湿度は80%rh以下としてください。本体内に結露が生じた場合は測定精度が悪化するだけでなく、電子回路が破損するおそれがあります。
Q4-3: 温度の測定精度はどれくらいですか?
A4-3: 下図を参照してください。(PHP-31センサ使用時)


但し、測定温度25℃では測定精度が±0.3℃となります。
Q4-4: 【酸化還元電位(ORP)】は測定できますか?
A4-4: 測定できません。
測定できるのは水素濃度イオン(pH)だけです。
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● 本体機能について
Q5-1: 表示分解能はどれくらいですか?
A5-1: pHは表示分解能0.01pHです。温度は0.1℃です。
Q5-2: キャリブレーション機能を教えてください。
A5-2: SK-620PH供SK-620PHは3点キャリブレーションです。キャリブレーションポイントはpH4、pH7、pH10となります。それぞれのpHポイントで使用される標準液は下記の通りです。(pH値はいずれも温度25℃のとき)

 pH4.01―――フタル酸塩
 pH6.86―――中性りん酸塩
 pH10.01―――炭酸塩
Q5-3: ATC機能とは何ですか?
A5-3: 自動温度補償機能のことです。SK-620PH供SK-620PHはセンサプローブPHP-31を接続することで自動温度補償となります。別の温度センサにて測定した温度値を本体に入力する必要がありません。
温度センサのプラグを接続しない場合は、自動温度補償機能が働きません。
液温を測定して、マニュアルで本体に温度値を入力する必要があります。このような機能をMTC(マニュアル温度補償)機能と言います。
Q5-4: -5〜0℃、50〜80℃までのマニュアル温度設定入力が可能であるが、この温度範囲で使用できるオプションセンサはありますか?
A5-4: SK-620PH供SK-620PH本体は-5〜80℃までの温度設定入力が可能ですが、-5〜0℃、50〜80℃に対応するオプションセンサはありません。
Q5-5: マニュアル温度設定がうまくいきません。何故ですか?
A5-5: pHセンサプローブからの入力電圧が規定の範囲を外れている恐れがあります。
pH表示部に「E1」又は「E2」のエラーメッセージが表示されているときはpHセンサの起電力に異常があります。
正しい電圧を入力する又は本体の電源を一度、OFFにして再度電源を入れてください。温度設定値がメモリされます。
上記の手順を行っても、マニュアル温度設定が出来ない場合は、本体が故障している可能性があります。お買いあげ店または弊社サービスネットワークにお問い合わせください。
Q5-6: 温度補償とは何ですか?
A5-6: センサ(ガラス電極)から発生する起電力とpH値の関係は直線的になっています。
しかし、温度によってその起電力の感度(pHあたりの起電力)が変化します。その変化分を補正することを温度補償と言います。
Q5-7: SK-620PH供SK-620PH本体の機能を簡単に教えてください。
A5-7:
1: 3点キャリブレーション機能―――pH4、pH7、pH10
2: オートパワーOFF機能
本体操作がない場合、20分間で本体電源がOFFになります。
3: バックライト機能
暗い場所でも液晶バックライトを点灯させることで、指示値が読みやすくなります。
約20秒後に自動的に消灯します。
4: MAX・MIN記憶機能
REC(記憶)モードからの最高pH値および最低pH値を本体メモリに記憶します。RECモードから通常の測定モードに遷移すると記憶データは消失します。
5: マニュアル温度設定機能
温度センサのプラグを接続しない場合、別の温度計にて測定した液温を、本体にマニュアルで入力することができます。
Q5-8: 3点キャリブレーションの特長は何ですか?
A5-8:
1点キャリブレーションタイプはそのpHポイント1点のみでしか精度の良い測定ができません。1点キャリブレーションの場合、あるユーザーからはリトマス紙と変わらない(酸性かアルカリ性かの判定しかできない)という声があります。
2点キャリブレーションタイプの場合、測定する溶液が酸性またはアルカリ性になっている既知の溶液測定は問題ないのですが、溶液のpH値が全くわからない場合は測定値に不安があります(精度の良い測定ができません)。
3点キャリブレーションタイプはこれらの問題がなく、常に精度の良い測定が可能です。
Q5-9: オートパワーオフで電源が切れた後に、もう一度電源を入れた時に再度キャリブレーションする必要がありますか?
A5-9: 再度キャリブレーションをする必要はありません。
キャリブレーションの目安は 1 日 1 回程度ですが、より正確な測定を行うためには使用前に毎回実施することをお勧めします。
Q5-10: 指定された pH 標準液以外でキャリブレーションすることはできますか?
A5-10: 使用可能な標準液 (pH 値は at25 ℃の値)は以下の通りです。
(1)フタル塩酸( pH4 . 01 )
(2)中性りん酸塩( pH6 . 86 )・リン酸塩( pH7 . 41 )
(3)炭酸塩( pH10 . 01 )
リン酸塩でもキャリブレーションはできますが、標準液の温度によってはキャリブレーションできなくなることもあります。 ※キャリブレーションで調整可能な pH 値の範囲は以下の通りです。
(1) pH3 . 50 〜 4 . 50
(2) pH6 . 50 〜 7 . 50
(3) pH9 . 50 〜 10 . 50
Q5-11: 5 ℃の液体を測定したいのですが、 25 ℃でキャリブレーションをしても測定できますか?
A5-11: 自動温度補償機能(ATC 機能)があるので、測定できます。
但し、正確な測定を望まれる場合はキャリブレーション時の温度と、被検液の温度が同じになるようにしてください。
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● pH標準液について
Q6-1: 各標準液の温度とpH値の関係を教えてください。
A6-1:

フタル酸塩 中性りん酸塩 炭酸塩
液温(℃) pH4 pH7 pH10
0 4.00 6.98 10.32
5 4.00 6.95 10.24
10 4.00 6.92 10.18
15 4.00 6.90 10.12
20 4.00 6.88 10.06
25 4.01 6.86 10.01
30 4.02 6.85 9.97
35 4.02 6.84 9.92
40 4.04 6.84 9.89
45 4.05 6.83 9.86
50 4.06 6.83 9.83
JIS Z8802-2011より
Q6-2: pH標準液の保存期間は?
A6-2: 密栓されたpH標準液の場合、約1年間は使用することができます。
開封した標準液の場合、pH4フタル酸塩・pH6.86中性りん酸塩は約6ヶ月を目安にしてください。pH10炭酸塩の場合は約3ヶ月を目安としてください。
しかし、大気中に放置されたpH標準液は使用しないでください。
特にpH10炭酸塩(アルカリ標準液)は、大気中の二酸化炭素(炭酸ガス)を吸収してpH値が低下します。
SK-620PH供SK-620PHに付属しているpH標準液の保存期間はpH4、pH7、pH10ともに約6ヶ月を目安としてください。
Q6-3: pH標準液のオプション販売は?
A6-3: ご用意しております。(フタル酸塩・中性りん酸塩・炭酸塩)
お買いあげ店又は弊社サービスネットワークにお問い合わせください。
弊社の取り扱いpH標準液は弊社ホームページでご覧ください。
Q6-4: pH 標準液はどんなものがありますか ?
A6-4: pH標準液は、JIS(6品目11種類)やJCSS(6品目10種類)で規定されています。
標準液は下記のようになります。
(1)しゅう酸塩pH標準液 (JIS K 0018)
(2)フタル酸塩pH標準液 (JIS K 0019)
(3)中性りん酸塩pH標準液 (JIS K 0020)
(4)ほう酸塩pH標準液 (JIS K 0021)
(5)炭酸塩pH標準液 (JIS K 0022)
(6)りん酸塩pH標準液 (JIS K 0023)
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● PHP-31センサ(pH電極)について
Q7-1: pH電極の保管方法について教えてください。
A7-1: pH電極は表面に適度な湿り気があるときに正常なpH値を示します。つまり、pH電極の表面が乾燥している場合は正確なpH測定ができません。従って、頻繁に使用する場合は純水やpH標準液(pH4など)に浸して保管してください。
センサ保護ボトルをセンサプローブに取り付けて保管するとガラス電極の乾燥を防ぐことができます
Q7-2: 購入後、初めてpH測定を行うときの注意点は何ですか?
A7-2: 購入後、初めてPHP-31センサプローブを使用する場合やしばらく使用していない場合は、蒸留水、純水またはpH標準液に12時間以上浸した後にキャリブレーションを行って、pH測定を行ってください。
Q7-3: 点検は必要ですか?
A7-3: 正確なpH測定を行うために、使用前に必ずpH標準液による校正を行い、点検してください。pH校正によりずれが生じていることが確認された場合はキャリブレーションを行ったのち、pH測定を行ってください。
Q7-4: pH電極を洗浄するのは何故ですか?
A7-4: pH電極はキャリブレーション後またはpH測定後に必ず蒸留水・純水などで電極の洗浄を行ってください。pH電極を洗浄しないままで放置すると、測定液などが電極表面に被膜を作り、次回のキャリブレーション及び測定に影響を与えます。pH電極は使用後に必ず洗浄が必要です。
Q7-5: pH電極に白いものが付着しているのは何ですか?
A7-5: 電極の先端やセンサ保護ボトルに白い結晶が付着していることがありますが、これは使用上問題ありません。蒸留水・純水などで簡単に落とすことができます。白い結晶は塩化カリウム(KCl)です。
Q7-6: 洗浄方法を教えてください。
A7-6: 洗浄は通常、蒸留水・純水又は水道水で行いますが、pH電極の汚れがひどいものについては中性洗剤を薄めたもので洗浄することをお勧めします。中性洗剤を使用して洗浄した場合は蒸留水・純水または水道水にて中性洗剤をよく落としてから、しばらくpH4標準液に浸した後、キャリブレーション・測定に使用してください。
洗浄したpH電極はティッシュペーパーなどで電極表面の水滴を拭き取ってからご使用ください。このときpH電極をこすると静電気が発生して、pH値が不安定になることがあります。pH電極を拭くときはこすらないようにしてください。
Q7-7: 中性洗剤でガラス電極を洗浄する場合の注意点は?
A7-7: センサプローブ自体の汚れが特にひどい場合は中性洗剤を薄めたもので洗浄をお勧めしますが、液絡部の洗浄に中性洗剤は使用しないでください。液絡部より洗剤が内部にしみこんで、ガラス電極の特性が変化する恐れがあります
Q7-8: 塩化カリウムの結晶は指で触れても大丈夫ですか?
A7-8: 塩化カリウムは指に付着しても大丈夫ですが、速やかに水道水などで洗い流してください。塩化カリウムの結晶はなめたり、飲み込んだりしないでください。目に入った場合は医師に相談してください。
Q7-9: センサは互換型ですか?
A7-9: pH計は使用前に必ずキャリブレーションをしてから使用する計測器です。
温度計などのようにユーザーにてチューニングなしで本体・センサいずれを接続しても、測定精度を満足するものを「互換タイプ」と言います。すなわち、本体に接続可能なセンサ機種であれば使用可能ですが、pH計の場合「互換型」という表現は一般的ではありません。
Q7-10: ガラス電極の寿命はどれくらいですか?
A7-10: 使用方法、使用頻度、電極の保存方法、被測定溶液(サンプル)の種類によって、電極の寿命は異なります。強酸、強アルカリ、被測定溶液の温度(高温)、汚れた溶液などはガラス電極を劣化(消耗)させ、寿命を短くします。
Q7-11: ガラス電極の保証期間を教えてください。
A7-11: ガラス電極(PHP-31センサプローブ)は消耗品です。よって、保証期間はありません。
Q7-12: ガラス電極は修理できますか?
A7-12: ガラス電極の修理はできません。新品との交換が必要です。
Q7-13: ガラス電極の内部に空気層があるのは何故ですか?
A7-13: 内部液を電極内に封じ込める際に熱をかけます。その際に内部液が膨張するため、空気層が必要になるためです。空気層があっても不具合ではありません。
Q7-14: ガラス電極内の内部液は交換できますか?
A7-14: PHP-31センサプローブは内部液を交換できません。よって、使用期間により内部液が劣化した場合はセンサプローブを交換する必要があります。
Q7-15: センサプローブの劣化度合いを知る方法はありますか?
A7-15: 中性りん酸塩(pH6.86)pH標準液を温度25℃に安定させた後(±0.2℃以内)、センサプローブを液に挿入してください。SK-620PH供SK-620PH本体の電圧表示機能を使用して、おおよそ-15〜±30mVの起電力が発生していることを確認してください。センサプローブの起電力が上記範囲から外れている場合は、ガラス電極が劣化している恐れがあります。そのときは新しいセンサプローブに交換してください。
なお、センサプローブの修理はできません。
Q7-16: センサゴムキャップ内部にあるスポンジが濡れていますが、何故ですか?
A7-16: センサゴムキャップ内部のスポンジはフタル酸塩標準液(pH4)にて濡れています。これはガラス電極が保管中に乾燥しないようにするためです。スポンジが乾燥した場合、フタル酸塩標準液(pH4)をスポイトなどでスポンジにしみこませてください。
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● キャリブレーションについて
Q8-1: 低温水溶液及び恒温水溶液のpHを正確に測定したいのですが、キャリブレーションの注意事項を教えてください。
A8-1: 測定する水溶液の温度と同じ温度でキャリブレーションを行ってください。
よって、10℃水溶液のpH測定をする場合は、恒温水槽でpH標準液を10℃に安定させてキャリブレーションを行います。
Q8-2: 正確なキャリブレーションをする方法は?
A8-2:

(1)センサは洗浄し、きれいな状態にしてください。

  • 蒸留水・純水・水道水のいずれかを用意して、ガラス電極を洗浄するとともに、pH標準液をもう一セット用意して共洗いをしてください。
    ※洗浄については【Q15-7】を参照してください

(2)ガラス電極先端及び電極先端に気泡がないことを確認してください。

  • ガラス電極先端に気泡がある場合は気泡の位置を移動させてください。

(3)pH標準液は新しいものを使用してください。

  • 一度使用したものや長時間放置されたpH標準液は特性変化をしている可能性がありますので、新しいpH標準液をご使用ください。

(4)pH標準液は適量でおこなってください。

  • 容量が少ないと、周囲(空気)の影響などで性質が変化したり、pHが安定しない可能性があります。最低でもガラス電極先端から30mm以上は浸るようにしてください。

(5)キャリブレーション中はpH標準液をゆっくり撹拌してください。

  • 溶液内の偏りを無くし、応答性を高めることができます。但し、激しく撹拌しないでください。泡立ったり、静電気が起きるとpHが安定しません。

(6)pH標準液を被検液の温度と同じ温度でキャリブレーションをしてください。

  • キャリブレーション中は温度変化しないように温度を安定させてください。 例えば10℃水溶液を測定する場合は、pH標準液も10℃(±3℃程度)に安定させてください。
Q8-3: キャリブレーションはいつ行えばよいですか?
A8-3: 1日1回程度のキャリブレーションをお勧めします。より正確な測定を行うためには使用前に都度おこなってください。
また、センサ電極を交換したとき、電池を交換したときは必ずキャリブレーションをおこなってください。
Q8-4: キャリブレーションはいつ行えばよいですか?
A8-4: 原因と対処方法を下記に記載します。

不具合症状 予想原因 対処方法
キャリブレーションができない。 キャリブレーションモードにおいて キャリブレーション設定値とpH標準液のpH値が合っていない。 キャリブレーションモード設定pH値と 値を合わせてください。
ガラス電極が汚れている。 ガラス電極を洗浄してください。
センサプローブが破損している。 新しいセンサプローブと交換してください。
センサプローブが接続されていない、または接続が不十分である。 センサプローブを本体に接続してください。
BNCコネクタのロックをしっかりと固定 してください。
pH標準液が劣化している。 新しいpH標準液と交換してください。
※あわせて【Q15-1】も参照してください。
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● 測定方法について
Q9-1: 測定溶液に対して、センサプローブをどの程度浸せばよいですか?
A9-1: センサプローブ電極を30mm(3cm)以上深く測定溶液に浸してください。
Q9-2: 測定溶液の導電率はどの程度必要ですか?
A9-2: 100μS/cm以上の導電率が必要です。
Q9-3: 純水を測定した場合、pH指示値が安定しません。何故ですか?
A9-3: 純水は低導電率(電気が流れにくい)性質を持っています。そのためガラス電極から発生する起電力(電圧)が安定しません。
Q9-4: 純水を連続測定していたが、酸性側に指示値が変化してきました。何故ですか?
A9-4: 測定中に空気中の二酸化炭素(CO2)と反応してしまい、酸性に変化したためと考えられます。また比較電極の液絡部よりKClが若干、混入したことによる酸性側への指示変化が考えられます。
Q9-5: センサの応答時間はどれくらいですか?
A9-5: 測定サンプルによっても多少異なりますが、通常のpH標準液で約3分です。
電極の温度が安定する時間が必要となります。
Q9-6: SK-620PH供SK-620PHを新品購入後、しばらく使用していませんでした。使用する事は可能ですか?
A9-6: 使用する際には、ガラス電極の洗浄(目的はガラス電極を湿らせること)をおこなってから使用することをお勧めします。1年以上使用していない場合、保存環境(状態)によっては電極の劣化の可能性もあります。また、pH標準液の劣化に対しても注意が必要です。
※pH標準液保存期間については【Q6-2】を参照してください。
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● 校正(器差取り)について
Q10-1: 校正・器差取りはできますか?
A10-1: PHP-31センサ単体の校正は可能です。
(指示計とPHP-31センサのセット校正はできません。)
Q10-2: pHの基準はどのようになっていますか?
A10-2: pH計およびpHセンサに基準器はありません。値付けされたpH標準液が存在します。
Q10-3: 付属しているpH標準液の値付けはSKにてできますか?
A10-3: 対応していません。pH標準液メーカーで値付けされた規定pH標準液を使用しています。よって、その値はメーカーが規定している保証期間(保存方法・使用方法による)に依存します。(5-2項「pH標準液保存期間」を参照してください)
※pH標準液保存期間については【Q6-2】を参照してください。
Q10-4: SK-620PH供SK-620PHは検定を取ることはできますか?
A10-4: SK-620PH供SK-620PHは検定品ではありません。また検定を取る条件を満たしていません。センサプローブ構造などが対応していません。
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● オプションについて
Q11-1: RS-232C接続ケーブルは市販で購入できますか?
A11-1: 市販購入できません。弊社ではオプション品としてご用意しています。お買いあげ店または弊社サービスネットワークにお問い合わせてください。また、弊社ベーン式風速計SK-93F用RS-232C接続ケーブルと共用品です。
Q11-2: RS-232C通信条件を教えてください。
A11-2: 通信速度 2400bps    ビット数 8ビット  ストップビット 1ビット
パリティチェック なし
Q11-3: 通信プロトコルを教えてください。
A11-3:
Q11-4: ACアダプタは市販で購入できますか?
A11-4: 「A11-5 ACアダプタの規格」を満たしていれば使用できます。
弊社ではオプション品としてご用意しています。お買いあげ店または弊社サービスネットワークに問い合わせてください。
Q11-5: ACアダプタの規格を知りたいです。
A11-5: 2次側出力は下記の通りになります。
電  圧  : DC9V±10%
電流容量  : 500mA
極  性  : 
ジャック径 : φ3.4(D’DIAφ1.35)
Q11-6: 通信はどのようにするのでしょうか?
A11-6: (1)本体とパソコンを通信ケーブルで接続してください。

(2)Windows標準ソフトの「ハイパーターミナル」を立ち上げてください。
・パソコンの設定により多少異なりますが、下記の位置にあります。
「プログラム」-「アクセサリ」-「通信」-「ハイパーターミナル」
※ソフトがない場合は、Windowsマニュアル参照の上でインストールしてください。

(3)「ハイパーターミナル」が立ち上がると「接続の設定」となります。
・名前はご自由に設定してください。
・接続方法は接続されているCOMポート番号に設定してください。
・通信条件は【Q11-2】を参照してください。

(4)上記設定後、【OK】を押すとデータ通信がおこなわれます。

Q11-7: 通信ケーブルの配線はどうなっていますか?
A11-7: 「PLUG_MONO(本体側)」 → 「D-sub9P(パソコン側)」
1(先端) →1(CD),4(DTR),6(DSR)
2(根元) →2(TXD),「3.3KΩ経由で5(GND)」
※弊社ではオプション品としてご用意しています。
  お買いあげ店または弊社サービスネットワークにお問い合わせてください。
Q11-8: ソフトウェアはありますか?
A11-8: ソフトウェアはご用意しておりません。
ソフトウェアはお客様ご自身で作っていただくようになっております。
Q11-9: データは表計算などを利用できますか?
また、どのように取り込めばいいですか?
A11-9: 利用できます。
表計算などで利用するためには、通信プロトコルをもとにお客様自身でプログラムを組んでいただく必要があります。
※ハイパーターミナルでは温度データ・pHデータを1秒ごとに表示することができます。
設定の保存はできますが、データの保存はできません。
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●特注対応について
Q12-1: センサの形状を変更することはできますか?(PHP-31)
A12-1: できません。
Q12-2: ケーブルの延長はできますか?(PHP-31)
A12-2: できません。
Q12-3: OEMの特注対応はできますか?
A12-3: 都度、お買いあげ店または弊社サービスネットワークに問い合わせてください。
Q12-4: 計量法の検定はとれますか?
A12-4: SK-620PH供SK-620PHは型式承認をとっていませんので、検定をとることはできません。
センサプローブの構造が型式承認に対応していません。
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● 専門用語について
Q13-1: フロー測定とは何ですか?
A13-1: サンプル溶液を流しながらpH測定をすることです。
Q13-2: バッチ測定とは何ですか?
A13-2: サンプル溶液を測定容器(ビーカーなど)に入れてpH測定をすることです。
Q13-3: 計量法のpH電極型式承認とはどんなものですか?
A13-3: 役所などのデータ提出など証明行為及び商取引には、計量法のpH計器検定制度の検定に合格したものしか使用することができません。従って、SK-620PH供SK-620PHは検定外であり、自社管理による使用方法、データ活用を行ってください。
Q13-4: アルカリ誤差とは何ですか?
A13-4: 強アルカリ性溶液におけるガラス電極の起電力の減少のことを言います。よって、強アルカリ性溶液を測定した場合、pH値が若干低めに指示します。
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2-4. SK-610PH II について
Q14-1: 測定センサについて教えてください。
A14-1: 温度センサは「サーミスタ」、pHセンサは「ガラス電極」を使用しています。
pHセンサの測定原理は、PHP-31と同じガラス電極です。
詳しい情報は、「2-3 SK-620PH供SK-620PH ●PHP-31センサ(pH電極)について」に記載しています。
Q14-2: 測定範囲及び測定精度を教えてください。
A14-2:
温度測定範囲 0.0〜50.0℃
pH測定範囲 2.00〜12.00pH
温度測定精度


pH測定精度 ±0.2pH
Q14-3: 使用する電池は何ですか?
A14-3: CR2032を2コ使用します。CR2032はコンビニエンスストアやホームセンターでお求めになれます。
Q14-4: 連続して使用できる時間はどれくらいですか?
A14-4: 連続使用時間は、約20時間です。また、「オートパワーオフ機能」により、電源切り忘れによるバッテリー消耗を防ぎます。
Q14-5: 濡れた手で本体を使用しても大丈夫ですか?
A14-5: 大丈夫です。電気機器製品の防水JIS規格 「IPX4」をクリアします。
IPX4とは、「防沫形」といい、いかなる方向からの水の飛沫を受けても有害な影響がないことを表します。
Q14-6: 測定する液温によって、pHの値を補正する必要はありますか?
A14-6: SK-610PH II は、自動温度補償機能(ATC機能)を備えています。
よって、液温が変化した場合、自動的にガラス電極の起電力の変化を補正し、pH値を表示しますので、信頼性のある測定が可能です。
Q14-7: キャリブレーション機能について詳しく教えてください。
A14-7: SK-610PH II は、3点キャリブレーションタイプです。
キャリブレーションのポイントは、
(1)フタル酸塩pH標準液(pH4.01 at25℃)
(2)中性りん酸塩pH標準液(pH6.86 at25℃)
(3)炭酸塩pH標準液(pH10.01 at25℃)
本器は、CALキーを押すことによりキャリブレーションモードに移行します。
HOLDキーを押して、pHキャリブレーション値を入力してください。
pHキャリブレーション値は、液温により変わります。
Q14-8: キャリブレーションはいつ行えばよいですか?
A14-8: より正確な測定を行うために、1日1回程度のキャリブレーションの実施をお勧めします。また、センサ電極を交換したとき、電池を交換したときはキャリブレーションが必要です。
Q14-9: しゅう酸塩pH標準液(pH1.68 at25℃)及びほう酸塩pH標準液(pH9.18 at25℃)を使用したキャリブレーションは可能ですか?
A14-9: できません。キャリブレーションには、フタル酸塩pH標準液、中性りん酸塩pH標準液および炭酸塩pH標準液を使用してください。
Q14-10: 液晶に「ATC」キャラクタが表示しません。
A14-10: 本体に電極ボディ(交換電極)がしっかりと接続されているか、確認してください。
電極を交換する場合は、本体ボディと電極ボディの接続を確実に行ってください。
Q14-11: キャリブレーションモード時に液晶の「CAL」キャラクタが点滅しません。
A14-11: キャリブレーション設定pH値と標準液のpH値が合っていることを確認してください。又はガラス電極が破損している恐れがあります。
新しい電極と交換する必要があります。
※あわせて【Q15-1】も参照してください。
Q14-12: pH表示部が「バー表示」(エラーメッセージ)になっています。どのような処置を行えば良いですか?
A14-12: 下記内容を確認してください。
(1)本体に電極ボディが確実に接続されていない可能性があります。
  • 本体に電極ボディ(交換電極)がしっかりと接続されているか、確認してください。電極を交換する場合は、本体ボディと電極ボディの接続を確実に行ってください。
(2)ガラス電極が汚れている可能性があります。
  • ガラス電極を洗浄してください。
    ガラス電極部を純水、蒸留水、水道水にて洗浄します。洗浄しないままにしておくと、測定液などが電極表面に皮膜をつくり、測定に影響を与えます。
    ガラス電極は使用後に必ず洗浄するようにしてください。

    ※あわせて【Q15-4】も参照してください。
Q14-13: 液晶表示がすべて点滅します。何故ですか?
A14-13: 電池の容量がなくなっています。新しいコイン電池CR2032と交換してください。電池の交換は、必ず2コとも行ってください。
Q14-14: 測定値が安定しません。考えられることを教えてください。
A14-14: 原因として下記内容が考えられます。
(1)測定するサンプル液が少ない。
  • ガラス電極先端から30mm以上測定液に浸してください。
(2)純水などの低導電率サンプルを測定している。
  • 安定したpH測定を行うために、サンプル液の導電率が約100μS/cm以上必要です。
(3)サンプル液の温度(液温)が大きく変化している。
  • 液温を安定させてください。pH値は温度により変化します。

    ※あわせて【Q15-5】も参照してください。
Q14-15: pHの指示値が異常と思われます。確認する項目はありますか?
A14-15: 下記に確認する項目を記載します。
(1)HOLDキーを押して、指示値を固定していませんか?
  • HOLDキーを押して、HOLD(指示値固定)を解除してください。
(2)ガラス電極が汚れている可能性があります。
  • ガラス電極を洗浄してください。
(3)ガラス電極表面が乾燥している
  • ガラス電極を洗浄してください。また、本器を保管する際、センサキャップ内のスポンジを水で濡らしてから、キャップを被せて保管してください。
(4)キャリブレーションを行っていない。
  • 正確なpH測定を行う場合、必ずキャリブレーションを行ってください。
(5)測定するサンプル液の量が少ない。
  • ガラス電極先端から30mm以上測定液に浸してください。
(6)測定サンプル液とキャリブレーション時の温度が大きく異なっている。
  • 測定サンプル液の温度に近い温度(±3℃以内が望ましい)にてキャリブレーションを行ってください。

    ※あわせて【Q15-6】も参照してください。
Q14-16: 温度のキャリブレーションはできますか?
A14-16: 温度のキャリブレーション ( 校正 ) はできません。
Q14-17: キャリブレーションのポイントをスキップすることはできますか?
(キャリブレーションでメモリせずに次のキャリブレーションポイントへスキップできるか? )
A14-17: できます。
「 CAL ▽」キーを押してください。次のポイントへスキップします。
但し、 1 点のみのキャリブレーションの場合は、キャリブレーションポイント近傍以外は精度が悪化します。
精度良く測定したい場合は 2 点以上のキャリブレーションをおこなってください。
Q14-18: キャリブレーションをスキップしたポイントにはどんな値がメモリされていますか?
A14-18: スキップしたポイントは前回キャリブレーションした時の値がメモリされています。
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2-5. トラブルシューティング
Q15-1: キャリブレーションができません。
A15-1: センサからの入力電圧が、本体キャリブレーションポイント(CAL)の入力電圧範囲外となっています。以下の項目をご確認ください。

(1)CALポイントとpH標準液のpHはあっていますか?

  • 正しいpH標準液を使用してください。また、一度使用したものや長時間放置された標準液は特性変化している可能性があるため、新しい標準液をご使用ください。

(2)センサが本体に正しく差し込まれていますか?

  • センサがしっかりと接続されているかご確認ください。
  • 接続部が濡れていないか確認してください。濡れている場合は正しい測定できないだけでなく故障の恐れがあります。

(3)pH標準液の量が少なくないですか?

  • センサが先端より30mm以上浸かるようにしてください。量が少ないとpH値が安定しない場合があります。
  • pH標準液はゆっくり撹拌してください。標準液の分布を無くし、応答もはやくなり安定した測定ができます。但し、激しく撹拌しないでください。泡立つなどで正常な値がでない恐れがありますのでご注意ください。

(4)ガラス電極先端に気泡がありませんか?

  • ガラス電極先端に気泡がある場合は正常な起電力が発生しません。気泡の位置を移動させてください。なお、電極の先端部に関しても同様で、気泡があれば移動させてください。

(5)ガラス電極及び液絡部が汚れていませんか?

  • ガラス電極が汚れていたり、液絡部が詰まっていたり(結晶ができている)すると正しい測定ができません。電極を洗浄し、水に1時間程度浸けてから改めてキャリブレーションしてください
    ※洗浄方法は【Q15-7】を参照してください。
  • 症状が改善されない場合はセンサが劣化(消耗)した可能性があります。新しいセンサと交換してください。

(6)ガラス電極を長期間乾燥させていませんでしたか?

  • 長期間、ガラス電極が乾燥しているとガラスの特性が変化したり、ガラス表面に 皮膜ができるなどして正常な起電力が発生しない場合があります。洗浄もしくは 12時間程度水に浸して、再度お試しください。
    ※洗浄方法は【Q15-7】を参照してください。
  • 症状が改善されない場合はセンサが劣化(消耗)した可能性があります。新しいセンサと交換してください。

(7)ガラス電極が劣化している可能性があります

  • pH計のセンサ(ガラス電極)は、使用するたびに内部液を溶出し、センサが劣化(消耗)していくものです。センサは消耗品としてお考えください。

●劣化について

劣化の内容としては下記のようなことがあります。

  1. 内部液が無くなった
    長期間使用した場合や液絡部が傷つき内部液の流出量が多くなったことなどが考えられます。
    ・PHP-31や640Sはセンサ外側の液体が内部液になります。
    ・610Sや63xシリーズはケース内部のため内部液は見えません。
    ※「ガラス電極部」の液体は内部液ではありません。
  2. ガラス電極の特性が変化した
    ガラスが乾燥したことによる変化や、ガラスを浸食する性質の溶液に使用したことなどが考えられます。
  3. ガラス電極が傷ついた
    洗浄でこすった、使用時にぶつけて傷ついたことなどが考えられます。
  4. 液絡部が破損した
    洗浄でこすった、使用時にぶつけ傷ついた、液絡部に結晶が詰まって正常に内部液が溶出しなくなったことなどが考えられます。
  5. 電極素子の特性が変化した
    直射日光を受けて電極素子の特性が変化したことなどが考えられます。
  6. 内部液の特性が変わった
    被検液との浸透圧の関係で、内部へ被検液が侵入して特性が変わったことなどが考えられます。
Q15-2: 温度指示値が変わりません。
A15-2: (1)センサが本体に正しく差し込まれていますか?
  • センサがしっかりと接続されているかご確認ください。
  • 接続部が濡れていないか確認してください。濡れている場合は 正しい測定ができないだけでなく故障の恐れがあります。

(2)液晶に"ATC"が表示されていますか?

  • 表示されていない場合はセンサからの信号が正常に入力されていません。 温度センサ部のコード断線などが考えられます。
    ※SK-620PH供SK-620PH出荷時、センサ未接続で「25.0℃」表示するよう設定されています。但し「ATC」は点灯していません。
Q15-3: pH指示値が変わりません。
A15-3: (1)センサが本体に正しく差し込まれていますか?
  • センサがしっかりと接続されているかご確認ください。
  • 接続部が濡れていないか確認してください。濡れている場合は正しい測定ができないだけでなく故障の恐れがあります。

(2)センサを標準液に入れたときに指示値は変化しますか?

  • 指示値が変化しない場合は、センサからの入力電圧が正常に行われていません。 コード断線、センサの故障など何らかの異常が発生したと考えられます。
Q15-4: 【Er1】【Er2】表示になります。
A15-4: (1)センサが本体に正しく差し込まれていますか?
  • センサがしっかりと接続されているかご確認ください。
  • 接続部が濡れていないか確認してください。濡れている場合は正しい測定ができないだけでなく故障の恐れがあります。

(2)センサを標準液に入れたときに指示値は変化しますか?

  • 指示値が変化しない場合は、センサからの入力電圧が正常に行われていません。 コード断線、センサの故障など何らかの異常が発生しています。

(3)センサが汚れていませんか?

  • センサが汚れているなどにより,正常な測定ができていない可能性があります。 センサを洗浄してください。
    ※洗浄方法は【Q15-7】を参照してください。

(4)被検液は測定範囲内のものですか?

  • 測定範囲をこえるような酸性溶液やアルカリ性溶液の場合はエラー表示になります。

(5)被測定溶液は水溶液ですか?粘性が高かったり、不純物が含まれていませんか?

  • 溶液に粘性があったり、不純物が多く含まれていると正常な測定ができません。
Q15-5: pH測定値が安定しません。
A15-5: (1)測定するサンプル液が少なくないですか?
  • ガラス電極先端から30mm以上測定する溶液に浸してください。

(2)純水などの低導電率サンプルを測定していませんか?

  • 安定したpH測定を行うために、溶液の導電率が約100μS/cm以上必要です。

(3)サンプル液の温度(液温)が大きく変化していませんか?

  • 液温を安定させてください。自動温度補償をしていても大きな温度変化は
    pH値に影響を及ぼします。

(4)サンプル溶液の特性が変化していませんか?

  • 特にアルカリ性溶液は空気中の二酸化炭素を吸収し、特性が変化しやすい溶液です。

(5)ガラス電極先端及び電極先端に気泡がありませんか?

  • 気泡がある場合は、気泡を上に移動させてください。

(6)ガラス電極及び液絡部が汚れていませんか?

  • ガラス電極が汚れていたり、液絡部が詰まっていたり(結晶ができている)すると正しい測定ができません。
    ※洗浄方法は【Q15-7】を参照してください。

(7)センサが劣化していませんか?

  • センサが劣化していると測定値は安定しません。
    ※劣化については【Q15-1(7)】を参照してください
Q15-6: pH指示値が異常と思われます。
A15-6: (1)指示値を固定していませんか?
  • HOLDキーを押して、指示値固定を解除してください。

(2)ガラス電極及び液絡部が汚れていませんか?

  • ガラス電極が汚れていたり、液絡部が詰まっていたり(結晶ができている)すると 正しい測定ができません。
    ※洗浄方法は【Q15-7】を参照してください

(3)ガラス電極の表面を乾燥させませんでしたか?

  • ガラス電極を洗浄し、水に1時間程度浸けてから改めてキャリブレーションをおこなってください。それでも症状が改善されない場合は、ガラス電極が劣化(消耗)していますので、センサと交換する必要があります。

(4)使用前にキャリブレーションをおこないましたか?

  • 正確なpH測定を行う場合、必ず使用前にキャリブレーションを行ってください。
    ※キャリブレーションについては【Q8-2】を参照してください。

(5)測定するサンプル液の量が少なくないですか?

  • ガラス電極先端から30mm以上測定溶液に浸してください。

(6)ガラス電極先端及び電極先端に気泡がありませんか?

  • 気泡がある場合は、気泡を上に移動させてください。

(7)ガラス電極が劣化した恐れがあります。

  • センサが劣化(消耗)していると測定値は安定しません。
    ※劣化については【Q15-1(7)】を参照してください。
Q15-7: センサの洗浄方法を教えてください。
A15-7: (1)蒸留水・純水又は水道水でガラス電極を洗浄してください。
  • ガラス電極はこすらないでください。静電気が発生して、pH値が不安定になることがあります。
  • ガラス電極を傷つけないように注意してください。ガラス電極の特性が変化し、測定できなくなることがあります。
  • 液絡部を傷つけないでください。液絡部を傷つけると、内部液の流出量が変わり、測定ができなくなることがあります。
    洗浄したガラス電極はティッシュペーパーなどで電極表面の水滴を拭き取ってからご使用ください。このときガラス電極は決して擦らないでください。
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3.露点計
3-1.露点
Q1: 露点とは何ですか?
A1: 気体中に含まれる水蒸気は温度によって含むことの出来る量が異なります。温度によって水蒸気を含むことが出来る量の限界を飽和といい、その限界(飽和状態)を超えると水蒸気は露(霜)となって現れます。気体の温度が下がるとその含むことが出来る水蒸気の量が少なくなります。
露点とは気体が冷却され、含まれている水蒸気が露となるときの温度のことを言います。
JIS Z8806では、「湿潤空気中の水蒸気圧に、水の飽和水蒸気圧が等しくなる温度」と定義されています。
Q2: 霜点とは何ですか?
A2: 測定空気の湿度が低く、露点が0℃(氷点)以下の場合、含まれている水蒸気が氷の結晶として付着します。この氷の結晶として付着した場合を霜点と呼びます。但し、0℃(氷点下)になっても過冷却の水として付着するときがあり、露か霜かを判別する必要があります。
Q3: なぜ露点を測る必要があるのですか?
A3: 大規模な工場内ではエアーを設備動力源に使用していることが多くあります。特に半導体工場においてはウエハーの移動にエアーを用いています。供給しているエアーは、結露(露)が生じると、設備にダメージを与えるだけではなく、製品そのものにも不具合を生じさせてしまいます。このように、エアーの温度を露点以上に保つ、又は湿度を管理することにより、不具合を生じないようにするために露点の測定・管理が必要になります。
Q4: 露点と湿度の関係は?
A4: 露点と測定気体の温度を知ることにより湿度を求めることが出来ます。
露点と湿度の関係は次の式になります。
湿度(%rh)={露点の飽和水蒸気圧(Pa)/測定気体の温度の飽和水蒸気圧(Pa)}×100
Q5: 露点計に関するJIS規格は?
A5: JIS Z8806「湿度-測定方法」に規定されています。
Q6: 露点の測定方法は何がありますか?
A6: 光学式、肉眼判定式、塩化リチウム式、静電容量型湿度センサを用いた方法などがあります。弊社の露点計(SK-DPHシリーズ)はその中の光学式を採用しています。
Q7: 光学式露点計の特長は?
A7: 光学式露点計の露点検出方法は、センサ部に設置されている鏡面の温度をペルチェ素子を用いて露点以下に下げると、鏡面に露(霜)が付き初め、露(霜)点以上に温度を上げると蒸発し始めます。鏡面上の露(霜)の付着量の増減を鏡面からの反射光としてとらえ、この露(霜)の付着量が一定になるように結露面の温度を自動制御し鏡面温度を露点温度としてとらえます。
このように露点を直接検出(測定)する1次検出方式を採用していますので、正確な測定が可能です。
また温度センサとして白金測温抵抗体を採用していますので、経時変化が少なく安定した測定が可能です。
Q8: 露量とは何ですか?
A8: 露量とは検出器(センサ部)鏡面に付着する露(霜)の量です。
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3-2.SK-DPHシリーズ
● 仕様・機能について
Q1: SK-DPHシリーズの露点検出方法は?
A1: 測定に信頼性のある光学式を採用しています。
Q2: 露点の測定範囲は?
A2: 測定範囲は下記の通りとなります。
SK-DPH-2D:-15〜35℃(気温20℃ で内蔵冷却ファン空冷時 )
SK-DPH-5D:-45〜50℃(空冷時)、- 55〜+ 15℃(水温20℃で水冷時)
※5Dタイプの最大冷却能力は50℃です。
Q3: 露点の測定精度は?
A3:
SK-DPH-2D: ±(0.2+1digit)℃ at-15.0〜35.0℃
SK-DPH-5D: ±(0.2+1digit)℃ at-20.0℃以上 
±(0.5+1digit)℃ at-20.1〜-39.9℃
±(1.0+1digit)℃ at-40.0℃以下
※SK-DPHシリーズは全てJCSS校正証明書付きです。
Q4: 露点計本体表示部とセンサ検出部の使用温湿度環境について教えてください。
A4:
SK-DPH-2D: センサ検出部 -10〜40℃ (結露しないこと)

本体表示部 0〜45℃ (結露しないこと)
SK-DPH-5D: センサ検出部 -10〜55℃ (結露しないこと)

本体表示部 0〜45℃ (結露しないこと)
Q5: 露点の指示値が安定していることを判別する方法はありますか?
A5: SK-DPHシリーズは露点の安定度を適切な露量とともに表します。
露点の安定は、露点表示LEDのデシマルポイント(小数点)にて判断することが出来ます。
(1)デシマルポイント1秒点滅時:露点・露量共に安定していません。
(2)デシマルポイント3秒点灯、1秒消灯時:真の露点と比較し数℃のずれがあります。
(3)デシマルポイント点灯時:安定しています。
適切な露量は「DEW LEVEL」LEDバーの点灯数にて表示します。
LEDバー点灯数1〜2ヶ:露量が不足しています。(安定していません)
LEDバー点灯数3〜5ヶ:適切な露量になっていることを表します。
LEDバー点灯数6〜7ヶ:露量が多くなっています。(安定していません)
Q6: SK-DPHシリーズにはどのような機能がありますか?
A6: SK-DPHシリーズには下記の機能を備えています。
表示機能:露点、露量「DEW LEVEL」表示、露点・霜点判別機能
動作機能:自動ゼロ調整
出力機能:アナログ電圧・電流出力、デジタル(RS-232C)出力
Q7: 露点と霜点はどのようにしてわかりますか?
A7: SK-DPHシリーズには検出器鏡面に付着したものが「露」または「霜」かを自動で判別を行い、
「霜」の場合、表示部「FROST」にLEDが点灯します。
Q8: 自動ゼロ調整とは何ですか?
A8: 検出部鏡面に小さなゴミや露が付着している場合、測定誤差が大きくなります。自動ゼロ調整とはこの測定誤差を自動的に修正する機能です。
Q9: RS-232C接続ケーブルは市販品を使用できますか?
A9: リバースケーブルをご使用ください。
※本体側への接続は25ピン(オス)、パソコン側9ピン(メス)となります。
  結線は下図を参照ください。
Q10: RS-232Cの通信仕様を教えてください。
A10: 転送速度:2400bps
ビット数:8bit
ストップビット:1bit
パリティチェック:なし
Q11: RS-232C通信コマンドの意味を教えてください。
A11: DA:露点を1秒ごとに出力
DM:現在の露点を1回だけ出力
LA:露量を1秒経過毎に出力(DAは終了)
L0:初期露量を出力
LC:現在の露量(0-4095)を出力
AS:DA,LAの連続出力を停止
CF:クーラーをOFFにします。
CN:クーラーをONにします。
ST:現状態を出力
  (小数点点灯中:M、小数点1秒間隔点滅中:N、3秒間隔点滅中:A)
  LED表示(露点:D)
  クーラー状態(ON:CON、OFF:CFF)
  露量OFFSET調整実行状態(実行中:JNW、実行していない:JED)
  エラー情報(エラーで停止時のみ:E-エラー番号)
JS:強制的に測定終了させ、露量のOFFSET調整を実施
F0:出力書式:通常、デフォルト
F1:出力書式:値のみ出力
F2:出力書式:小数点点灯時のみ出力

出力フォーマット(F0出力書式時)
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●使用方法、点検、メンテナンス
Q1: 測定気体導入(サンプリング)経路の材質は何を使用すれば良いですか?
A1: 気体の導入(サンプリング)経路はステンレス、テフロン系材質の使用をお勧めします。
(鉄や銅、真鍮等の材質を使用すると、導入経路表面に水分が吸着し、錆が発生する可能性があります。またゴム系の材質を使用しますと吸湿性が大きく測定誤差が大きくなります。)
Q2: 腐食性ガスの測定は可能ですか?
A2: SK-DPH-2D検出器は測定できません。SK-DPH-5D検出器は内部がステンレス製ですので、ステンレスに影響のないガスの測定は可能です。しかし、付属のポンプ(流量計付き)とセットで使用する場合、ポンプ(流量計付き)が腐食する恐れがあります。耐腐食性ガス用のポンプ(流量計付き)をご使用ください。
Q3: 高露点の測定を行いたいのですが可能ですか?
A3: 周囲温度より高い露点を測定する場合、検出部及び気体導入経路間の温度を周囲温度より5℃程度高くする必要があります。これは、気体導入経路にて結露が発生する恐れがあるからです。
Q4: 露点計を使用するに当たっての注意点などを教えてください。
A4-1: 使用前に検出部鏡面に大きなゴミ、汚れなどが無いことを確認してください。
ゴミ、汚れなどが付着している場合、検出器鏡面の清掃を行ってください。
A4-2: クーラーON/OFFスイッチをOFFにした状態で電源をONにしたときに、露量表示(DEW LEVEL LEDバー)が2個以上点灯しているならば、鏡面が汚れている可能性があります。測定値に影響を及ぼしますので鏡面の清掃を行ってください。
A4-3: SK-DPH-5D検出部のファンを回さず、冷却水を流さない状態で使用を続けると、検出部の温度が異常に上昇し、ペルチェ電子冷却素子が壊れる恐れがあります。ご使用時は検出器の電源を入れてファンを必ず回してください。
A4-4: 高露点測定後、すぐに低露点の測定を行うと、正しい露点より高く露点を表示し誤差が大きくなる可能性があります。このような測定を行う場合、いったん乾燥空気を検出部に流しながら、ペルチェ電子冷却素子により検出部を一度暖め、検出部内部を乾燥させてから使用してください。
A4-5: その他、正確な測定を行うためには日常のメンテナンスが重要です。点検・メンテナンスの項をご確認ください。
Q5: 日常の点検・メンテナンスは何をすればよいのですか?
A5-1: 検出器鏡面の汚れ具合を確認してください。鏡面が汚れている場合はアルコール(エタノール)をしみこませた綿棒で鏡面に傷が付かないよう一定方向に丁寧に清掃してください。
A5-2: 気体導入経路内に埃・汚れ等が無いことを確認してください。汚れなどある場合、測定誤差が大きくなります。経路内の清掃または、気体導入経路の交換をしてください。
A5-3: 気体導入経路内に水分が付着している場合、乾燥空気を長時間流して、十分に乾燥させてください。
A5-4: 気体導入経路にエア漏れなど無いことを確認してください。
A5-5: その他SK-DPH各取扱説明書をよく読んで大切にご使用してください。
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●校正
Q1: JCSS校正とは何ですか?
A1: JCSS校正とは、国家標準と明確なトレーサビリティが確立されている校正をいいます。
Q2: 校正周期は?
A2: 校正周期は使用方法・環境により推奨周期が異なります。弊社では年1回の定期校正をお勧めします。
Q3: 校正ポイントを教えてください。
A3: 校正ポイントは-5,0,10,20℃の4ポイントとなります。その他の校正ポイントも可能です。詳しくはお買いあげ店または弊社サービスネットワークへお問い合わせください。
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4.SK-5RAD-MR
4-1.本体について
Q1: 湿度のトレーサビリティ証明書付き校正サービスは対応できますか?
A1: 「湿度」には対応しておりません。
製品に使用されております「温度」の標準を供給しております。
校正に関するご依頼はお買い上げ店または弊社サービスネットワークにお申し付けください。
Q2: JCSSは対応できますか?
A2: 対応しておりません。
Q3: 本体の材質は何ですか?
A3: ペーパーレスレコーダ :ポリカーボネート ガラス10%(UL94-V0)
センサ         :ABS樹脂、PVC樹脂、真鍮
Q4: ペーパレスレコーダをパネルマウントで使用できますか?
A4: 使用できます。
本体下側の2箇所のビスを外して、携帯ケースを後ろ側に引き抜くとパネルマウント形状となります。
Q5: ペーパーレスレコーダが電源を接続するたびに時刻が初期化(時計が狂っている)されてしまいます。時刻を記憶できませんか?
A5: 内部電池が消耗しています。内部電池の交換が必要です。
時計は内蔵電池で駆動させています。内蔵電池が切れると時計が維持できなくなります。
内部電池の交換はお客様ご自身では行えません。お買いあげ店、または弊社サービスネットワークへご連絡ください。
Q6: 本体正面のLED(緑)の点滅条件は?
A6: 点灯    :電源ON、記録停止中
点滅    :電源ON、記録中
点滅(高速) :電源ON、SDメモリーカード書き込み中
消灯    :電源OFF
Q7: 警報出力はできますか?
A7: 警報出力できます(標準仕様)
オープンコレクタ出力(1点) 接点定格:30V DC20mA/1点
出力端子No55~56です(55-A出力端子 56-COM端子)
※詳しくは取扱説明書を参照ください。なお、逆接続されないよう接続には注意してください。
Q8: LANケーブルを接続して使用する際の設定は?
A8: 以下の仕様に基づき設定してください。
仕様:10BASE-T, 伝送速度:10Mbps, 伝送方式:ベースバンド
最大ネットワーク長または最大ノード間隔:500m(カスケード4段)
最大セグメント長:100m(ノードとHUB間), プロトコル:TCP/IP
接続ケーブル:UTP(シールド無ツイストペア)カテゴリ5
※詳しくは取扱説明書をご覧ください。
Q9: RS-485(オプション)が使用できますか?
A9: 使用できません。
Q10: DI/DO機能(オプション)を使用できますか?
A10: 使用できません。
Q11: 電源を常時供給した状態(連続運転)で使用できますか?
A11: ご使用できません。連続運転時間として24時間以内でご使用ください。
※なお、モータの実力としては約2ヶ月弱の連続運転で停止することとなります。
Q12: 「B.OUT」と表示しました。何故ですか?
A12: 白金測温抵抗体の測定範囲を超えたときに表示します。
センサを測定範囲内に戻してください。それでも解消されない場合は、配線に間違いがないか確認してください。なお、変化ない場合はセンサ断線等の故障の可能性があります。
Q13: 「INVALID」と表示しました。何故ですか?
A13: 演算可能範囲を逸脱しています。正常な測定条件にセンサを戻してください。それでも解消されない場合は、配線に間違いがないか確認してください。なお、変化ない場合はセンサ断線等の故障の可能性があります。
例)白金測温抵抗体が0℃以下を計測した。乾球温度<湿球温度となっている。など
Q14: 相対湿度、露点の演算は何に基づいていますか?
A14: JIS Z 8806 通風乾湿計(湿球が氷結していないとき)
SONNTAGの式,SPRANGの式に基づいています
Q15: 乾球(湿球)の指示値が低いのですが?
A15: ・接続に問題がないか確認してください。
 ビスが緩むなどしていると接触が不十分となり精度誤差の原因となります。
・温度センサ(Pt100)の抵抗値に異常がないか確認して下さい。
 100.00Ω(0℃) 103.90Ω(10℃) 109.73Ω(25℃) 123.24Ω(60℃)
・湿球布の汚れや、水量を確認してください。
それでも、改善しない場合は修理が必要な可能性がありますので、お買いあげ店、または弊社サービスネットワークへご連絡ください。
Q16: 画面に明るさの色ムラがあるようですが、故障ですか?
A16: 液晶の特性上、明るさにムラが生じることがありますが、故障ではありません。
但し、明らかな濃淡が出た場合や、表示が出ない場合は、液晶の寿命となったことが考えられます。その場合修理が必要となります。お買いあげ店、または弊社サービスネットワークへご連絡ください。
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4-2.設定・データについて
Q1: 表示画面を英語表記にできますか?
A1: できます。
設定項目の「Language」で選択してください。
Q2: 設定をリセット(フォーマット)してしまいました。相対湿度、露点の表示ができなくなりました。どうしたらよいでしょうか?
A2: 工場出荷時の設定をSDメモリーカードから読み出して本器に設定してある場合、設定値を読み出して本器へ保存してください。
工場出荷時の設定を保存していない場合は、弊社サービスネットワークへお問い合わせください。
Q3: レコーダの設定を変えました。元の設定に戻すことはできますか?
A3:
ご購入時の設定をSDメモリーカードに保存されている場合は、そちらの設定をレコーダへ読み出してください。
レコーダの初期化機能では元の設定に戻せませんことのでご注意ください。
ご購入時の設定をSDメモリーカードに保存されていない場合は、弊社サービスネットワークへお問い合わせください。
Q4: 設定データはペーパーレスレコーダでしか変更することができませんか?
A4: アプリケーション『Parameter Loader』より変更することができます。変更した設定値はSDメモリーカード(Prmフォルダ)に移動し、ペーパーレスレコーダに読み出すことで設定することができます。
Q5: エラー表示の時の出力データ(CSV)はどのようになりますか?
※エラー表示:「B.OUT」「INVALID」
A5: エラー表示の場合データ上は「3276.6」と記録されます。
Q6: CSV変換したデータの日付が【日月年】になってしまいます。【年月日】にすることはできませんか?
A6: アプリケーション『Data Viewer』にて表示」−「オプション設定−「表示(時刻フォーマット)」で設定してください。
Q7: 時間毎にデータが区切られていますが、データを一つのファイルにまとめることはできませんか?
A7: アプリケーション『Data Viewer』にて「ファイル」−「ファイル結合」により結合することができます。
Q8: 全ての記録データを一つのグラフに表示したいのですができますか?
A8: 付属されている解析ソフトウェアでは表示できません。
記録データをCSV形式で保存することで市販されている表計算ソフトウェア(EXCEL等)を使用することができるようになります。こちらでグラフ化することをお勧めいたします。
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4-3.センサについて
Q1: センサの電源スイッチをON側にしてもDCモーターが回転しません。
A1:
センサからレコーダへの配線が間違いなくされているか確認してください。
レコーダが電源ONにされていて、No58-No59端子間に約5Vの電圧が出力されているか確認してください

それでも動作しない場合は、ケーブルの断線や、DCモーターが焼き付くなどしている可能性があります。その場合は修理が必要となります。
お買いあげ店、または弊社サービスネットワークへご連絡ください。
Q2: ケーブル長を延長できますか?
(センサとペーパーレスレコーダ間のケーブル)
A2: 延長することはできません。
センサ側のモータ電源をケーブルを介してペーパーレスレコーダより供給しております。ケーブル長を変更することにより電源(動作)が不安定となる恐れがあるためケーブル長の変更対応をおこなっておりません。
Q3: ケーブル端の金具(端子)が外れてしまいました。直したいのですがどうしたらよいでしょうか?
A3: 修理はお買いあげ店、または弊社サービスネットワークへご連絡ください。
なお、お客様ご自身での修理をされる場合は、絶縁被覆付圧着端子(TMEV0.3-3.5:ニチフ端子工業製)でケーブル端を処理してください。
※電源ケーブルは「RAV1.25-M3(LF):日本圧着端子製造製」で処理してください。
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4-4.SDメモリーカードについて
Q1: SDメモリーカードは付属されていますか?また、SDメモリーカードで推奨するものはありますか?
A1: 付属されておりません。家電量販店等でご購入ください。
なお、SDメモリーカードは以下のメーカーを推奨しております。
下記のメーカー品は動作確認をおこない問題ないことを確認しております。
・パナソニック社製 1〜32GB
・サンディスク社製 1〜32GB
SDメモリーカードをご使用ください。MicroSDメモリーカードを変換アダプタでご使用されますとレコーダのコネクタから外れなくなる可能性がありますのでご注意ください。
Q2: SDメモリーカードにはどの程度の期間、データを保存することができますか?
A2: SDメモリーカードのメーカー仕様をご確認ください。なお、大切なデータの場合は、定期的に別なメディア(HDDなど)に保存されることをお勧め致します。
Q3: 本体とSDメモリーカードの通信に失敗します。原因は何ですか?
(本体にメモリされているデータをSDメモリーカードに移す作業に失敗します)
A3: SDメモリーカードのデータファイル形式が破損して読みとりができていない可能性が考えられます。
本器機能でSDメモリーカードをフォーマットして、再度通信をしてください。それでも改善しない場合は、別なSDメモリーカードでも通信をお試しください。
それでも、改善しない場合はレコーダの修理が必要な可能性がありますので、お買いあげ店、または弊社サービスネットワークへご連絡ください。
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5.SK-RHCシリーズ
5-1.SK-RHCシリーズ共通
Q1: 温度および湿度のトレーサビリティ証明書付き校正サービスは対応できますか?
A1: 対応可能です。
校正に関するご依頼はお買い上げ店または弊社サービスネットワークにお申し付けください。
Q2: JCSS校正は対応できますか?
A2: SK−RHCS−2、SK−RHCS−3(分離型)は対応可能です。
SK−RHCS−1は対応していません。
※JCSS校正は表示器のLCD表示値にて値の読み取りを行います。
 出力値での読み取りではありませんのでご注意ください。
Q3: センサ測定範囲は-10〜60℃となっているが、ケースの耐熱・耐寒温度はどれぐらいですか?
A3: ケースの耐熱温度は70℃、耐寒温度は-20℃です。
ケースの耐熱温度によらずご使用の際は-10〜60℃の範囲にてお使いください。
Q4: 本体の材質は何ですか?
A4: ケースはABS樹脂、表示部はアクリル樹脂、スイッチ部はシリコン樹脂になります。
Q5: ACアダプタと端子台から同時を供給することができますか?
A5: 同時に電源供給はしないでください。
必ずどちらか一方より電源供給を行ってください。
Q6: ACアダプタの仕様は?
A6: 2次側出力の仕様は以下の通りです。
DC9V/500mA,極性センター+
プラグ形状φ5.5/内径φ2.1/長さ9.5mm
Q7: SK-RHV用ACアダプタをSK-RHCに使用することができますか?
A7: 使用できません。供給電流値が不足します。
SK−RHV用 :DC9V/50mA
SK−RHC用 :DC9V/500mA
Q8: 消費電流はどの程度でしょうか?
A8: 機種によって異なりますが、最大で約180mAです。
消費電力としては約4.4VAです。
Q9: 計測のサンプリングタイミングを変更することはできますか?
A9: スイッチによりサンプリングを1秒/10秒のいずれかを選択することができます。
切替スイッチ(端子台の傍)をご用意しております。スイッチの下側を右側にすると1秒サンプリング、左側にすると10秒サンプリングとなります。
Q10: 計測環境の変化が激しいのですが、出力のサンプリングタイミングを変更することはできますか?
A10: スイッチによりサンプリングを1秒/10秒のいずれかを選択することができます。
切替スイッチ(端子台の傍)をご用意しております。スイッチの下側を右側にすると1秒サンプリング、左側にすると10秒サンプリングとなります。
Q11: 表示(サンプリング)と出力信号の関係はどのようになっていますか?
サンプリングとサンプリング間の出力信号の状態が知りたい。
A11: 表示(サンプリング)と出力信号は同期(同じタイミング)して変化します。
出力信号は、次の表示(サンプリング)まで、前出力信号を維持しています。
このため出力信号を連続的に測定すると階段状の変化となります。
例)10秒サンプリングの場合(SK−RHC−V(DC0〜1Vタイプ))
サンプリング :  ▼1秒 5秒 ▼10秒
表示温度値(℃):  25.0 25.0 30.0
出力信号(mV):  250 → 250 → 300
Q12: 端子台の傍にあるスイッチの上側を変更するとどうなりますか?
A12: LCDに表示される温度単位が華氏温度(゚F)に変更されます。 但し、出力値は摂氏温度(℃)のままです。
Q13: 表示値と出力値が異なっていますが故障ですか?
(SK−RHV−I、SK−RHC−V)
A13: 表示精度(表示値)と出力精度(出力値)は異なります。このため、表示値と出力値は異なる値となります。
Q14: センサを本体に接続したら表示が消えました。故障ですか?
A14: 電源供給状態でセンサ抜き差しすると電気回路保護のため表示消灯する場合があります。電源供給を停止して、センサの接続を確認してから再度電源供給してください。
それでも表示点灯しない場合は故障の可能性があります。修理サービスに関してはお買い上げ店または弊社サービスネットワークにお申し付けください。
Q15: LEDはどんなときに点灯しますか?
A15: SK-RHCに電源供給状態をおこなっている時に点灯します。
電源供給を止めると消灯します。
LEDが消灯している場合は電源が供給されていない可能性があります。
Q16: 警報出力の仕様は?
A16: 最大定格「耐電圧AC/DC48V 連続負荷電流1A」です。
仕様を守ってご使用ください。
Q17: 警報出力の信号はどのようになりますか?
A17:
警報設定は上限,下限を同時に設定できますが、警報動作は上限・下限が同時に動作することはありません。
(上限設定10℃、下限設定50℃のように上限<下限となるような同時に動作する条件での設定はできません。)
警報動作時には、警報端子間が導通となります。未動作時は開放となります。
警報端子から何らかの(例:DC1Vなど)信号が出力されるのではありません。
Q18: 警報設定でAC100Vの機器を接続出来ませんか?
A18: できません。
警報出力の仕様は最大定格「耐電圧AC/DC48V 連続負荷電流1A」です。仕様を守ってご使用ください。
Q19: 警報動作しているかどうかを表示でわかりませんか?
A19: 上限警報の動作時は表示部に"High"が点灯します。下限警報の動作時は表示部に"Low"が点灯します。 "Alarm"は警報設定(ON設定)したときに点灯します。
Q20: 端子台にあるDC12〜24Vを警報信号にまわせますか?
A20: 警報信号にまわすことはできません。
端子台のDC12〜24Vは入力(本器の電源)になります。DC12〜24V出力はしていません。
お客様の警報出力への接続機器にあわせて電源等もご用意下さい。
Q21: SK-RHCシリーズから電源出力することができますか?
A21: 電源出力することはできません。
端子台のDC12〜24Vは入力になります。(本器への電源供給)
Q22: 電源機器(安定化電源)を扱っていますか?
A22: 扱っています。
複数台を同時に接続される場合、供給電流が不足恐れがあります。ご確認の上でご購入ください。お買い上げ店または弊社サービスネットワークにお申し付けください。
Q23: 出力コードの適合仕様はいくらですか?
A23: 出力用コードの適合径はφ1.2(AWG16)です。
また、使用可能なコード径の範囲はφ0.65(AWG22)〜φ1.6(AWG14)となります。必ず適合範囲内のコードをご使用ください。
Q24: SK-RHCシリーズを表示器(SK-M460TRH)に接続したいのですが、どのシリーズ(型式)を選べばいいですか?
A24: SK-RHC-V(DC0〜1Vタイプ)を選定してください。
温度出力信号及び湿度出力信号のマイナス側(グランド)を接続してください。
但し、電圧信号タイプのために温湿度変換器と表示器間の距離が長いとノイズや電圧降下によって正確な指示値を表示できない場合がありますのでご注意ください。
SK-M460-TRHを接続される場合は、φ1.0(AWG18)〜φ0.65(AWG22)の配線を使用してください。
Q25: SK-RHCシリーズをレコーダ(SKR-SD10-03)に接続したいのですが、どのシリーズ(型式)を選べばいいですか?
A25: SK-RHC-V(DC0〜1Vタイプ)もしくはSK-RHC-Iを選定してください。
SKR-SD10の入力を設定することで接続する事が可能です。
但し、接続機器間の距離が長くなる場合はSK-RHC-Iを選定されることをお勧めいたします。
Q26: SK-RHCシリーズを接続できる表示器はありますか?
A26: 表示器は用意しております。
中型表示器SK-M460-TRHが接続可能です。
温湿度変換器はSK-RHC-V(DC0〜1Vタイプ)となります。
但し、電圧信号タイプのために温湿度変換器と表示器間の距離が長いとノイズや電圧降下によって正確な指示値を表示できない場合がありますのでご注意ください。
Q27: SK-RHCシリーズの出力伝送距離はどれくらいですか?
(SK-RHCと表示器(記録計)間の距離)
A27: ・SK-RHC-V(電圧タイプ) :約20m(※)
・SK-RHC-I(電流タイプ) :約100m
・SK-RHC-C(485タイプ):約1km
但し、配線の種類や周囲環境(ノイズなど)によってはさらに短くなることがございます。
※SK-RHC-V(電圧タイプ)と弊社温湿度表示器を接続時に、伝送距離が10mを超えるときは、
 SK-RHC-Vへ直接電源供給(DC12〜24Vまたは、ACアダプタ)を行ってください。
 弊社温湿度表示器からの電源供給を行いますと、延長による電位差が生じ指示誤差を生じます。
Q28: SK-RHCの壁取付穴からケース外形までの寸法を教えてください。
A28: 壁取付穴からの距離は下記になります。
・壁取付穴(丸の中心)から上面の距離:約13mm
・壁取付穴(左側:センサ側)から左側面(センサ側)の距離:約42.5mm
・壁取付穴(右側)から右側面の距離:約25mm
・壁取付穴(丸の中心)から下面の距離:約86.5mm
・壁取付穴間(丸の中心)の距離:50mm
Q29: SK-RHCの表示範囲を教えてください。
A29: 温度-15℃〜65.0℃、湿度5.0〜99.9%rhです。
表示範囲は、数値として表示する範囲を示したもので、センサの測定範囲とは異なります。ご注意ください。
Q30: SK-RHCSの湿度の表示範囲は5.0%rh〜となっていますが、5%rhまで測れますか?
A30: 測れません。表示範囲は、数値として表示する範囲を示したもので、センサの測定範囲とは異なります。測定範囲はSK-RHCSセンサシリーズの仕様をご確認ください。
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5-2.SK-RHC-V(電圧出力)
Q1: 出力のインピーダンスはどれくらいですか?
A1: 約500Ωです。
Q2: 伝送出力の範囲は?(出力の分解能)
A2: 0-1Vタイプ
 温度-10〜60℃ :-100〜600mV(10mV/℃)
 湿度0〜100%rh :0〜1000mV(10mV/%rh)
0-100mVタイプ
 温度-10〜60℃ :-10〜60mV(1mV/℃)
 湿度0〜100%rh :0〜100mV(1mV/%rh)
Q3: 出力値が表示値より小さくなっているのですが?
A3: 表示精度(表示値)と出力精度(出力値)は異なった値となります。
また、出力ケーブルを延長されますと電圧降下が発生し、出力値が低くなることがあります。本器と接続機器との距離が長い場合はご注意下さい。
Q4: 表示値より出力値が大幅に高い値となっていますが故障でしょうか?
A4: 表示精度(表示値)と出力精度(出力値)は異なった値となります。
但し、大幅に値が異なる場合は、SK-RH-Vと接続機器のインピーダンスがあっていない可能性があります。
SK-RHC-Vのインピーダンスは約500Ωです。接続機器のインピーダンスを調整してご使用ください。
Q5: 出力端子が4本(温度2本、湿度2本)になっていますが"-"側を共通(短絡)にして使用することは可能ですか?
A5: 可能です。「温度の"-"」と「湿度の"-"」を共通接続(グランド)してご使用できます。
Q6: SK-RHC-V(DC0〜1V)と表示器(SK-M460TRH等)を接続して使用していますが、表示値に差があります。故障でしょうか?
A6: 各機器の精度から発生する差となりますので、故障ではありません。
各機器の仕様をご確認ください。
弊社ではSK-RHC-Vと表示器のセットでの校正もおこなっております。校正に関するご依頼はお買い上げ店または弊社サービスネットワークにお申し付けください。
Q7: エラー表示時(Er)の出力はどうなりますか?
A7: 正常な計測時の出力範囲を越えた電圧値を出力します。
・DC0〜1VタイプでEr表示の場合
 温度は約790mV、湿度は約1030mVを出力します。
・DC0〜100mVタイプでEr表示の場合
 温度は約79mV、湿度は約103mVを出力します。
Q8: 湿度のみの電圧出力ができますか?
A8: 湿度のみの出力を得ることは可能です。但し、出力は相対湿度値(%rh)となります。
SK-RHCSシリーズから直接出力を得ることはできません。また、湿度センサ素子の測定値を直接得ることもできません。
例)SK-RHC-V(DC0〜1V)の場合、出力は以下のようになります。
  10.0℃/60.0%rh →湿度出力600mV(=60.0%rh)
  40.0℃/60.0%rh →湿度出力600mV(=60.0%rh)
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5-3.SK-RHC-I(電流出力)
Q1: 伝送出力の範囲は?(出力の分解能)
A1: 温度-15〜65℃ :4-20mA(0.2mA/℃)
湿度0〜100%rh :4-20mA(0.16mA/%rh)
Q2: 出力端子が4本(温度2本、湿度2本)になっていますが"-"側を共通(短絡)にして3線式の配線にて使用することは可能ですか?
A2: できません。
"-"側を共通(短絡)にして使用すると正しい出力値を得ることができません。
温度,湿度の出力配線は短絡(共通化)せずに、それぞれ独立(絶縁)して配線してください。また、接続機器も内部で短絡されている場合は正しい出力値を得ることができませんのでご注意ください。
Q3: 温度と湿度のマイナス側を共通接続しているが、正しい出力がでませんが何故ですか?
A3: SK-RHC-Iの回路は温度と湿度のマイナス側を接続すると正常な出力をすることができません。
短絡(3線式)した配線ではご使用になれません。温度と湿度を接続したCH(接点)はそれぞれ絶縁(アイソレーション)されている必要があります。
Q4: 出力が正常時の2倍程度になっています。何故ですか?
A4: ・接続機器のマイナス側が共通化(接続)してされている可能性があります
 (AG=アナロググラウンド など)
・SK-RHC-Iはプラス側を共通化し、マイナス側から吸い込む形の
 回路構成となっています。短絡(3線式)した配線ではご使用になれません。
Q5: 250Ω(シャント抵抗)を用いて接続機器(記録計等の電圧計測機器)に接続したいのですが可能ですか?
A5: 接続することは可能です。シャント抵抗は接続機器側に接続してください。
シャント抵抗250Ωを接続することで4-20mA電流信号が1-5V電圧信号に変換されます。
Q6: 250Ω(シャント抵抗)を接続すると出力値はどうなりますか?
A6: 電流出力(4-20mA)に250Ω抵抗を接続すると、抵抗の両端で1-5Vの電圧出力が得られます。
また、100Ω抵抗を接続すると0.4-2V電圧となります。
Q7: 250Ω(シャント抵抗)を接続して電圧で出力値を読み取っています。出力値を見ると値がずれているようです。何故ですか?
A7: 換算式に誤りがないか再度ご確認ください。
温度は-15〜65℃に対して4-20mA(1-5V)となります。
湿度は0-100%rhに対して4-20mA(1-5V)となります。
Q8: 250Ω(シャント抵抗)を取り扱っていますか?
A8: ご用意しております。
シャント抵抗(250Ω)をご用意しております。
お買い上げ店または弊社サービスネットワークにお申し付けください。
Q9: エラー表示時(Er)の出力はどうなりますか?
A9: 正常な計測時の出力範囲を越えた電流値(約20.5mA以上)を出力します。
Q10: エラー表示時(Hi)の出力はどうなりますか?
A10: 正常な計測時の出力範囲を越えた電流値(約20.5mA以上)を出力します。
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5-4.SK-RHC-C(RS485出力)
Q1: 出力仕様(プロトコル)は?
A1: ①パラメータ
 転送速度:9600bps/データビット:8ビット/パリティビット:なし
 ストップビット:1ビット/フロー制御:なし
②プロトコル
 02xxx.x XXX.X□△00〈Cr〉
  ・xxx.x :温度値(℃) (例 _25.0,-10.0)
  ・XXX.X :湿度値(%rh)(例 _90.0)
  ・□     :温度警報。作動無し=0,上限作動=1,下限作動=2
  ・△     :湿度警報。作動無し=0,上限作動=1,下限作動=2
Q2: 個別の識別番号が設定できますか?
A2: 個体個別の識別番号はありません。また、識別番号を設定することもできません。SK-RHC-Cの通信は、本体より下記プロトコルにて連続送信(垂れ流し)する動作となります。
出力仕様(プロトコル)をご確認ください。
Q3: 操作するプロトコルはありますか?
A3: ありません。SK-RHC-Cは電源供給の開始と同時に出力を開始する仕様となっています。なお、Modbusには対応しておりません。
Q4: 「Modbus Protocol」で制御可能ですか?
A4: SK-RHC-Cは「Modbus」に対応しておりません。
サンプリングタイミングにあわせてデータを流し続ける(垂れ流し)だけの通信機能となります。
接続機器からの485信号によりSK-RHC-Cを制御することはできません。
Q5: 自発的にコマンドを発信するのですか?
また、同一RS485のラインに複数台接続した状態でデータ収集はできますか?
A5: SK-RHC-Cはサンプリングタイミングにあわせてデータを流し続ける(垂れ流し)だけの通信となります。
また、個体個別の識別番号を設定することはできないため、複数台接続して個別にデータを収集することはできません。
Q6: シーケンサに10台並べて操作したいが、個別の識別番号を設定できますか?
A6: 個体個別の識別番号を設定することはできません。
SK-RHC-Cの通信は、連続送信(垂れ流し)となります。
Q7: 出力側の配線はどうなっていますか?
A7: 3線式(D+,D-,SG)になります。
Q8: サンプリングタイミングを変更したりすることはできますか?
(制御することはできますか?)
A8: 接続機器からのRS-485信号によりSK-RHC-Cの動作を制御することはできません。
SK-RHC-Cはサンプリングタイミングにあわせてデータを流し続ける(垂れ流し)だけの通信となります。SK-RHC-C本体でサンプリング(1秒/10秒)を設定することは可能です。
Q9: サンプルプログラムはありますか?
A9: ご用意しておりません。
Q10: ペーパレスレコーダSKR-SD10を接続して使用できますか?
A10: ご使用できません。
SK-RHC-Cの485通信は「Modbus RTU」に対応しておりません。
Q11: データ出力のサンプリングはどうなっていますか?
A11: 出力サンプリングは表示サンプリングと同期しています。
本体上のスイッチにより1秒/10秒のサンプリングを設定できます。
Q12: 出力をRS-232Cへ変換してパソコンに取り込みたいができますか?
A12: 市販されている485-232C変換器を接続することでパソコン(ハイパーターミナルなど)への取り込むことができます。

※485-232C変換器(ご参考)
 RS-ZERO2Q(販売元:松本無線パーツ蟯箙
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